開明中学校・高校は、創立から100年以上の長い伝統をもつ学校です。進学校として広く知られていますが、しまなみ海道を一晩かけて歩く夜間歩行などのユニークな行事もあり、多様な教育を行っています。
開明中学校
入学時には、東大・京大・国公立大学の医学部を目指すスーパー理数コースと難関国公立大学や私立医・歯・薬大学を目指す理数コースの二つのコースに分かれます。
使用教材について、中学1年から2年まで数学では『体系数学』を、英語では『New Treasure』を、中学3年からは数学では『数ⅠA』、英語では『Element』のような高校用教材を用います。
また、かなりの量の宿題が課され、計画的かつ速いスピードで授業が進んでいきます。
定期テストでは基本的な問題が多く、基礎力の定着を重視しています。
さらに、この定期テストの成績に基づいて中学3年進級時にコースが変更されます。
コースアップを狙うには、日常の学習が重要となってきます。
このコース変更のような切磋琢磨する環境こそが開明中学校の特徴であり、入学時の偏差値よりも卒業時の偏差値のほうが高いといわれる理由かもしれません。
しかし、難関大学合格に必要な実力の定着には学校内での勉強だけでは不十分であり、スピードについていけない生徒が取り残されることもあります。
そのため、開明の多くの生徒が塾に通っている現状があります。
アプロットでは、生徒一人ひとりにテストの問題と答案の分析をして現状を把握して、カリキュラムを作成します。また、状況に応じて、復習型もしくは予習型の授業を展開します。
その一方で、難関大学合格を見据えた長期的な視点から、二次試験の答案作成に必要な思考力を早くから育成します。
開明高校
開明は入学時の偏差値と大学受験時の偏差値に大きな差がある学校です。
高い難易度の問題を出題することが多く、全く理解できていない生徒から問題なく解ける生徒まで大きく差が出ています。
問題なく解ける生徒の大半は、塾に通っている期間が中学時代にもあったはずです。
また、入学当初までに中学準備をしっかりと整えていたため、スタートから余裕をも持つことができているのだと考えます。
理解が進まない生徒は、中学時代になんとなく過ごしていたら高校に入ってつまずいてしまった、というケースが多く、このような内容のご相談を受けることが多々あります。
学校での補習は、現在授業をしている前後の単元を教える、もしくは教室を開放し自習させるという形式です。
今の学校の授業が理解できなくなっているのであれば、過去にさかのぼって原因を究明しなければなりません。
つまずいたことの対策として、どの時期に何がわからなくなったのかを明確にしておくのが最も効果的です。
ここをおろそかにすると成績は上がらないでしょう。
また、学校の授業の難易度は高く、進度も速いです。立ち止まって振り返るのは遅れてしまっている生徒にとっては不安を感じるかもしれません。
しかし、大学受験を考えるのであれば、まずは本人の状況を確実に把握して抜けてしまっているところをしっかり埋めてあげることが先決になります。
また、順調に進んでいる生徒であれば、自身の目指している学校と開明で行っている授業カリキュラムの終着点が同一なのかを考えておかなければなりません。
開明のカリキュラムの終着点は京大合格です。
もし、他の志望校や特定の学部(医歯薬系)を希望しているのであれば、あらかじめ自身で軌道修正を加えておく必要があります。
アプロットでは、生徒の現状と志望校並びに志望学部に合わせたカリキュラムを一人ひとりに作成いたします。
現状の把握をするために、定期テストの結果だけでなくテストの問題用紙と解答用紙、さらに計算用紙に至るまでしっかり分析いたします。
学校の成績アップを目指すのであれば、現状の分析結果から学校のカリキュラムに沿った授業を行います。
また、志望校や志望学部に焦点を絞る場合は、合格平均点突破と志望校合格をゴールと位置付け、ゴールから逆算したカリキュラムを作成いたします。
すでに取りこぼしてしまった単元については、指導していくカリキュラムの中で補填していきます。
広範囲で理解ができておらず、授業を進めるのが困難な場合は、まずは抜けてしまった内容を確実に補填させることからスタートします。
理解のできていない単元が少ない場合は、長期休暇などで補填するようにいたします。
理解できていない単元が、指導していく中で基礎となる場合や包括的に教えていく科目に必要な単元であれば、先にその単元を教えてからスタートいたします。
開明の生徒の成績アップはプロ講師が多数在籍しているアプロットにおまかせください。
マンツーマンの個別指導で的確に指導いたします。