過去問を解き始める時期について

過去問を解き始める時期についてのご意見

今やっても、ほとんど解けずに落ち込むだけ。
早めに解き始めると答えを覚えてしまう。
過去問と同じ問題は出ない。

等、否定的な意見を多く聞きます。

過去問は、早めに解きはじめる必要がある。

ただ、早めに解きはじめることのメリットは大きく、「自分が登るべき山の高さを早めに知る。」という事は非常に大切です。

合格平均点がその山の頂上だとすると、頂上まであと何キロあるのか、何分かかるのか、ルートはどうしようか等、その山を制覇しようと真剣に考えると綿密な計画が絶対必要です。

それは先輩や合格者等第三者の意見だけではなく、自分で実際に感じてみて、自分ならどうするのが最も効率がいいのかを考えることが大事です。

最初、過去問に取り組んだ時に難易度や量に面食らって落ち込んでしまうデメリットもありますが、仮にそれを感じる時期が直前期だとどうでしょうか。

そこで面食らってしまってももう時間がありません。それは焦りに代わり、諦めとなってしまうでしょう。

そこからまた急ぎ第二志望の対策を始めるという羽目にもなりかねません。

では、例えば過去問に初めて取り組むのが夏だった場合どうでしょうか。

仮にそこで面食らってしまったとしても原因を究明し対策を打つことができます。何しろそこには受験までに半年近くの時間があります。

原因に対して処方箋を打ち、あとは反復演習です。

答えを覚えてしまうことにデメリットはありません。

二回、三回同じ過去問を解いても満点が出ることはそうそうありません。むしろ、前回は解けていたのに今回は解けなかったなんてこともあります。

合格者からは過去問を3周した。答えを覚えた。との意見を多く聞きます。

過去問と同じ問題こそ出ませんが、傾向、問題数、制限時間はあまり変わりません。

その学校ならではのクセのようなものもつかむことができます。

過去問から課題をあぶりだし対策を講じる。その繰り返しによって精錬されていきます。

直前期になるにつれ段々と「規則性は最初に解き、計算問題は3分で仕上げ、速さの問題には5分使う。

苦手な図形の問題は解く前に見直しをし、余った時間で図形の問題を解く。」等自分なりに最も得点が出せるフォームが出来上がります。

過去問に対する時間の費やし方

何も満点を取る必要はなく、多くの中学校の合格者平均点が6~7割です。

という事は3割は落とすことができる。という事で、その3割の捨て問をどこに持っていくかの戦略も直前期に立てられます。

「解ける問題だったが時間がなくて解けなかった」という受験生に聞くと大半は正答率数パーセントの難問に時間を使ってしまったことがわかります。

その問題と解けるはずだった問題の配点は同じであることが多いです。

その「罠」に出くわした時の時間のかけ方、見切り方も練習していかねばなりません。

そう考えると、早めに単元学習を終え、過去問に費やす時間をできるだけ多く取ることが求められます。

できればお盆あたりから取り組み始めたいですね。

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