進学個別塾

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進学個別塾は、一人ひとりの現状の課題と第一志望校に応じた個別カリキュラムを作成し、お子様に寄り添った個別指導を行っております。
志望校合格に向けた様々なコースをご用意しているので、ご家庭とお子様が求めている指導を行うことが可能です。

東京大学受験コース

日本で最難関の試験に対する万全の対策を

東大入試問題の特徴は、各科目に共通して、基礎段階で教えられることを根本的に理解しているかを問うところにあります。そのため、一見解きやすそうでありながら、正解することは難しいのが特徴です。

また記述問題が多いことも特徴です。例えば世界史には、1題を600字程度で記述する問題があります。国語では難易度の高い文の内容を1~2行に簡潔にまとめる問題が多く出されます。そして英語でも要約問題が長年にわたって出題され続けています。

つまり東大が受験生に求めることの一つは、多岐にわたる教科内容の要点を把握し、またそれを簡潔で論理的に説明する能力だと言えるのであり、そこに文系理系の区別はないと言えます。

そのため東大の指導では、参考書の内容を機械的に暗記させるような指導は厳禁であり、常にその内容の論理的な仕組みを理解させる必要があります。同時に、どの教科も出題形式が多様で範囲が広いため、なるべく早い段階で全範囲の基礎内容の指導を終え、その多様な出題形式に対応できるよう、過去問や類似した問題を用いた指導をする必要があります。

当塾ではこれらの点を考慮して、東大志望者には早め早めのスケジュールを課し、実力の完成を出来るだけ早める指導を行っています。そうすることで、日本で最難関の試験に対する準備が万全になるようにしています。

【 英語 】
要約・読解・自由英作文・和文英訳・リスニング・語句整序・下線部和訳など、実に様々な形式・難易度の問題がバランスよく配置されています。また、どの問題でも基礎知識をうまく活用できるかどうかが試されます。

対策としては、基礎知識を身につけるという日頃からの地味な努力が必要です。特に重視されているのが、英文法を習得することと、要約問題や説明問題に見られるように、しっかりした国語力を磨くことです。また英文の意味を読み取る能力とともに、自由英作文が課されているように英語で発信する力、高度な英語を聞き取るリスニング力を身につけることも必要です。これらのことをするためには早くスタートする必要があります。まさに備えあれば憂いなし。

【 数学 / 理科】
確率・整数・複素数平面・微分積分は必ず出題されます。特に指数対数・三角関数の微積分やベクトルの知識を持った上での複素数平面を解けるかが数学の出来を左右します。また単独の単元としては、世界の数学の流れを反映して確率・整数の対策が必須です。特に整数問題はフェルマーの小定理や中国剰余定理が裏に隠れているケースが多いです。

どの分野でも標準的な問題より抽象的な問題が多いので、得点のためには問題を解き慣れることが必要となります。

【 数学 / 文科 】
文科については、図形と方程式・ベクトルと微積分・整数・確率・数列の出題が目立ちます。
これらに対応するためには、図を頼りに問題を解いていくことと、式という数学の言葉を読み取る訓練が必要です。全体的に見て難しい問題は全くないので、簡単なことをきっちりとできるかが問われています。

【 化学 】
例年、有機・無機(理論との融合)・理論の3題で構成されています。論述や導出過程を記述する問題、計算を行う問題、実験の説明を読み取ったうえで字数制限なしの論述を行う問題、グラフで表現する問題など、様々な出題がなされ、受験生にとって時間の余裕はありません。
対策としては、教科書にあるような基礎的な理論に関する知識を幅広く身に付けたうえで、その知識を活用し読解・思考する力を養うことが必要です。

【 生物 】
出題分野に大きな偏りはありませんが、遺伝情報にからんだ問題が出やすい傾向があります。知識を問う問題の比重は多くなく、思考力・論述力を問う問題がメインです。非常に長いリード文と複雑な実験条件設定が特徴であり、正確に問題文を読み取り、状況を整理した上で解答しなければなりません。したがって、ハイレベルな出題が多いと言えるでしょう。
論述対策はもちろんのこと、問題文のスピーディな読解と条件整理の練習が必須です。計算問題も比較的多く出題され、計算をもとにグラフを描かせるなど非典型的な問題が少なくありません。

【 物理 】
実際は難しくはないが見慣れないために難しく感じられる問題が出されるのが近年の傾向です。単元の傾向としては力学・電磁気は頻出であり、2017年・2018年は熱力学、2019年は波が出題されています。
問題文が長いので、しっかりと読み取って物理現象や状況を正しく把握しないと解けません。問題文の読解に時間をかけると、問題を解く時間がなくなるので、普段から速く読んで、状況把握がすぐにできるように訓練をすることが大切です。

【 国語 】
現代文は標準からやや難しいレベルの評論文が文理共通で出題され、文系には別に随筆が出題されます。出題形式は、記述の答えを2行ほどにまとめる問題と、120字程度にまとめる問題が出されます。古文・漢文は共通して文章自体は平易なものが出題され、記述の答えを短くまとめる問題が出されます。
現代文と古典共に文章の難易度は高いとまでは言えず、丁寧に論理を辿れば内容理解はそれほど困りません。そのため、例えば古典については必修レベルの単語・文法または句形をマスターすることで対応できます。ただ内容が難しくないゆえに、他の受験生に差をつけられないためにも、文脈を踏まえ必要な情報を拾い、かつ簡潔にまとめるトレーニングが現代文と古典共に必要になります。

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京都大学受験コース

物事をあらゆる角度から観察して考え抜く思考力を養成

多くの日本の大学が時流に合わせて問題形式を変化させてきたのに対し、京都大学は一貫してオーソドックスな出題形式を採り続けています。

例えば英語では、難度の高い英文の下線部和訳と婉曲的な表現の和文英訳問題が長い間出されています(近年になってやっと自由英作文が出題されました)。出題範囲についても、例えば文系数学の場合では独自の対策が必要です。

しかしその独特さは、問題が奇問・悪問であるという意味ではありません。むしろ京大の入試では、提示された条件の中で思考力・表現力・構想力を試すような良問が出題されていると言えます。それゆえ確かに難易度は高いのですが、各科目を基礎から応用内容へと順序立てて学習を進めていけば、その延長線上で解くことができる場合が多く、その点で対策を立てやすいと言えます。

例えば数学の場合、基礎力を養成する段階から応用範囲まで一貫して、解法の単なる暗記ではなく、解答を論理的に説明できるよう指導していきます。そうすることで、京大入試に必要な、物事をあらゆる角度から観察して考え抜く思考力を養成していきます。

京大に合格せるために難易度が高い問題ばかりを演習させるのでは合格することは難しいでしょう。問題にどのようにアプローチしていくのか、何をポイントとして考えていけばよいのかなどを自力で考え解くことができる能力を身に付けるよう指導していきます。

【 英語 】
かつては下線部訳と和文英訳のみの出題でしたが、最近は日本語で説明する問題や空欄補充問題、自由英作文が出されています。
2019年は長文読解問題(第2問)の中に自由英作文が含まれていました。「100語程度の英語で」という条件がついていますが、日頃から英文を書き慣れていないと試験場ですらすら書けないものです。また、2019年の和文英訳問題では「マイノリティという概念を数だけの問題に還元するのは間違いのものである」を英訳することが求められています。さて、「還元する」を英語でどう表現すればよいのでしょうか。実はみなさんが知っている英単語を使って書くことができます。考えてみてください。

【 数学/理系 】
理系の場合は、近年の数学の流れを反映して整数問題や確率が出題されやすい傾向にありますが、それに対応するには解析(微分積分・関数全般・数列)ができることが必須です。なぜなら、確率は本来応用解析にあたり、実は微積分の仲間なのですが、それについて具体的なイメージをつけられなければ京大の入試問題は解くことができないようになっています。

【 数学/文系 】
IAIIBの範囲から全体的に満遍なく出題されています。難しい問題を解けるようになることよりも、多く出題されている基本的な問題を確実に解けるよう、基礎演習をしっかりと積んで置くことが重要です。

【 化学 】
例年、4題で構成され2題が理論中心で、残りが有機から出題されています。全体的に広範囲の知識を身に付けて理論的に考える力を問う出題がなされます。
有機では天然高分子についての問題が多く、思考力・応用力がなければ解けないように出題されます。空所のある長文に沿って問題を解くので、日頃から長文の問題に慣れて答えの導き方に慣れておく必要があります。

【 生物 】
大問の数は4題ですが、大問中で分割されて実質6~8題になっており、時間的余裕はあまりありません。内容的には、知識力と応用力を総合的に問うバランスのとれた出題といえます。論述問題の比重が高く記述量も多いのですが、ただ多いだけでなく、限られた情報と自分の持っている知識から推論する力が問われています。進化・生態系についての題材が頻繁に出題されており、それらとの融合的な問題も多くだされます。
知識力は必要ですが、単なる暗記ではなく用語を短い文章で的確に説明できるように練習しておくことが重要です。論述問題を信頼のおける先生に添削してもらうとより効果的です。

【 物理 】
出題範囲としては、定番の力学と電磁気が1題ずつ。後は熱力学・波・原子分野から出題されます。電磁気については、荷電粒子の運動が出題されます。
問題自体は丁寧に誘導されているので、その誘導に乗っていけば物理現象が理解でき問題が解けるようになっています。複雑な現象を扱う問題のため大問1つ平均30分で解くのは困難です。また、京大物理の昔からの特徴として、普段からしておかないとできないような難しい数学の計算(微分方程式など)は解答のために必要になっています。

【 国語 】
文理共通の現代文一つ、文理別の現代文一つ、そして文理別の古文が一つ出題されます。現代文は問題文が流行の思想を反映しない独特の出題傾向をもち、古文は理系は問題文が文系の半分ほどになります。
現代文は、四行から五行にわたる長い字数の解答が要求されます。また平易な内容の年もありますが、本文の表現をそのまま組み合わせて安易に答えを作ることはできないように出題されます。
古文も一見平易ですが、一文一文正確に意味を辿らなければ正解できないように出題されています。
こういった独特な出題傾向に慣れるためにも、大量の過去問を解くことが求められます。

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大阪大学受験コース

高難易度かつ多様な出題形式に対応できる、柔軟な思考力を

阪大の入試問題の特徴は、難易度が高いことと出題形式が多様であることです。

例えば英語は、英文和訳・長文読解・和文英訳・自由英作文·リスニング(外国語学部のみ)を課し、英語の総合力を試しています。

また理系数学では、数学I・数学A・数学II・数学B(ベクトル・数列)・数学IIIから出題され、高度な計算力・論理的思考力・推論力が要求される難問が並びます。

そのため医学部以外では高得点の争いにはならないので、捨てる問題と取る問題の見分け方も含めた指導を直前期にはしていくことになります。

このようにどの科目でも出題形式が多岐にわたりかつ難易度が高いため、基礎力完成後は残された時間をどの分野の指導に振り向けるか常に注意しながらスケジュールを作り指導していきます。

【 英語 】
大阪大学の特徴は全学部共通問題と学部によって異なる問題がある点です。
外国語学部以外は大問が4問あり、第1問と第2問が読解問題、第3問は自由英作文、第4問は和文英訳が出されます。第4問では文学部とその他の学部で2問目の問題が異なり、文学部の方がレベルが高いため試験時間が長くなっています。

外国語学部では第5問としてリスニング問題が出題されます。
大阪大学の最大の特徴は、「次の英文を日本語に訳しなさい」という問題は一切出されず、「下線部の意味を日本語で表しなさい」という問題が出される点です。そのことが暗示しているのは、英単語に日本語の意味を機械的に当てはめる、いわゆる直訳では高得点を得られないということです。英語だけでなく国語による表現力を磨く必要があります。また、和文英訳が難しく、英単語を暗記するときはフレーズとともに覚えて使えるように準備しましょう。

【 数学/理系 】
問題集の解答でも多くの間違いがあるほど難しい問題が出題されます。特にどの単元が出されると言うよりも、実数の性質や、整数の本質、不等式が持つ意味など、数学の本質をついてくる問題が多いのが特徴であり、類題の解答をそのまま当てはめても解けないように作ってあります。

【 数学/文系 】
時間内に解き切ることはなかなか難しいので、易問と難問を見分け、易問を確実に得点につなげてください。難問はたとえ解けなくても、諦めずに部分点狙いで挑戦したいところです。また複数分野の内容を融合させた問題もよく出題される。
大阪大学は数学の本質的なことを問う傾向にあるので、市販の問題集をこなしているだけでは、得点につながりません。難問を捨て問にすることも一つの戦略です。

【 化学 】
かつては標準的な問題が多く出題されていましたが、近年では難問も多く出されています。少し難度の高い問題にも十分な演習を積む必要があります。目新しい分野や、実験を取り扱った問題もあり、問題文の読解力や考察力が要求されます。論述問題や計算の過程を記述させる問題もあり、時間的な余裕は全くありません。

【 生物 】
生物物理学的・生化学的な内容が問われる論述問題が多く、生物現象の分子レベルの応答についての深い理解が必要となります。知識を単純に問う問題は少ないですが、問題を解く上では高い水準の知識が要求されます。また、実験考察問題の比重が高く、実験内容から推論させるタイプの論述や、描図問題も多く出されます。
正確で素早い読解と整理の練習は不可欠です。阪大だけでなく東京大学・京都大学の過去問にも当たって演習を積むとよいでしょう。特に東京大学の問題は似た点が多くあります。

【 物理 】
大問が3題ですが、ほぼ全ての分野から出題されます。特に力学と電磁気、波動と熱力学といった複合問題が必ず出題されます。出題形式は解答のみを書かせる単答形式です。一見すると複雑に問題が設定されていますが、問題文を正確に理解することで物理現象の本質を見抜くことができれば、それほど難しくはありません。実は基本的で典型的な問題が多いことが分かるでしょう。普段から高い難易度の問題集で演習をして問いを解き慣れておくことが重要です。

【 国語/法学部・経済学部・人間科学部・外国語学部 】
現代文と古典の両方で、全国の国公立大の中でも比較的難しくかつ良質な問題が出され続けています。
現代文に関しては、文章と問い共に難易度の高いものが出され続けています。現代文はまず問題文の内容を理解できる力を付けておく必要があるので、早い段階で標準レベルの問題集を終え、受験学年の夏休み以降は発展レベルの問題集に取り組んでおきましょう。奇をてらった問題が出るわけではないので、まず問題文を正確に読解する力を付けることを目指してください。
古文はセンターとははっきり傾向が違い、単に筋を辿るだけでなく、一つ一つの語句がもつ意味を深く読み取るセンスが必要です。センターで点を取れることに満足せず、これも発展レベルの問題集に取り組んでください。
もちろん現代文・古文共に過去問演習は必須です。

【 国語/文学部 】
評論・小説・古文・漢文が出題されます。全て学部独自問題です。
評論は人文科学的、哲学的な文章が出題される傾向があります。難易度は他学部と同じで決して簡単ではありません。
小説は、文学部だからと言って特別難易度が高い問題が出されるわけではありませんが、文学問題の記述自体に慣れておく必要があります。
古文も標準からやや難易度の高い問題が出されます。受験生全体のレベルの高さを考えて、普段からセンター対策にとどまらない学習を心がけてください。
漢文は難易度は高くありませんが、これも漢文の記述問題に慣れておくため、記述型の問題集に普段から取り組むようにしてください。

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一橋大学受験コース

難易度の高い出題にも的確に答えられる自信と経験を

一橋大の入試問題はどの科目も一筋縄ではいかない応用問題ばかりが出題されます。

英語は長文総合問題、自由英作文、リスニングが出題されます。長文問題の難易度が高いですが、一橋大学特有の問題なので、対策を十分にしている人としていない人との差が出ます。教科書レベルの学習では歯が立ちません。基礎力養成を徹底し、過去問レベルの問題演習を繰り返すのが近道です。

また、一橋大学の長文総合問題の特徴として、説明問題が大半を占めることが挙げられます。そして、長文問題以上に差がつくのが自由英作文及びリスニングです。

自由英作文は内容よりも論理展開を重要視することが重要です。難しい知識をアピールする必要はありません。テーマとしては社会科学分野のあるテーマに対し自身の意見を述べ、そしてその根拠を示すものが多いのが特徴です。

一橋大学の数学は文系数学の最難関に分類されます。難関大学の理系受験生でさえも歯が立たないような難問も出題されています。一昔前のように「数学0点」での合格は困難ですので、日頃からの地道な勉強が欠かせません。 頻出分野として「整数問題」、「確率」、「微分積分」、「図形問題」、「ベクトル」が挙げられます。特に整数問題と確率は毎年出題されております。 整数問題は問題によって難易度が極端に変わりますが、整数問題は確実に出題されるのできちんと学習すれば他の受験生と差をつける事が出来ます。

確率の問題は「n個の玉が~」など個数が一般化されたものがほとんどで、整数問題と同じく多くの人が苦手とするので差がつきやすい単元です。時に数列との融合問題(確率漸化式)も問われるので基本的な数列の学習は必須となります。 微分積分はまだ標準的な問題が多く、ここでミスを犯すとかなり不利になりますので確実に解いてけるようにいたします。 図形問題はやや難しい問題が出され、ベクトルを用いて解く事もしばしばあります。図形問題で大事な事は「きれいな図を書く」事です。

国語は、どの学部でも配点が低く、あまり学習する必要は無いとは言われていますが、国語が出来るか否かで合否が左右される事は多々あります。

例えば、地歴公民の論述問題や、英語の要約問題・英文和訳問題などは国語の能力も問われる問題です。難易度は比較的低めとは言われていますが、皆が誤答する問題を正解する力を付ける事は、合格へのステップとして有効です。現代文を重点的に学習する事は必須となります。

古典の学習も必ずやっておくことが重要です。 問題は現代文が2問、古文関連が1問で試験時間は100分であることです。記述主体の問題でありますが、他の国公立の問題では100字以上の論述がしばしば見られる一方、一橋の場合解答字数は10~50字と少ないのが特徴です。設問の指示で「自分の言葉で説明せよ」という条件が時折与えられことがあります。普通に書くと論述が求められる回答を自分なりに解かり易く換言して要約しなければならないです。漢字の書き取りも出題され、10題出題されるので、漢字の書き取りで取りこぼさないようにしていきます。

もう一方の現代文は文章を200字で要約するというシンプルだが非常に骨の折れる問題がでます。日々の練習が反映される問題なので定期的に取り組み、添削していきます。 古文関連の問題では、古文(近世期)は勿論、現代文と古文(漢文)を融合した「現古融合文」や「明治文語文」が変則的に出題されます。出題パターンがはっきりしない一橋大学特有の問題なので、対策がやりづらいだけでなく、どの問題が出ても柔軟に対処しなければなりません。一橋国語の中で一番気をつけたい分野です。

過去問をこなすのが一番有効ではあります。文語文の問題は他大学の過去問で散見されるので余裕があれば取り組んでおくようにいたします。一橋大学では、最高難度の数学を主軸に国語・英語ともに特殊な出題形式をとっております。最高学府の東京大学や難易度の最高峰である京都大学とも違い独自の対策を早い段階で行っておかなければ入試当日に解答用紙が埋まらないということが起こりえます。

当塾では、一橋大学の過去問はもちろん、国語においては自身の言葉を要約するための方法や英語長文の対策として他大学の過去問などを使い対策を講じていきます。

【 英語 】
試験時間は120分、大問5題が出題されます。内訳は第1問と第2問が長文読解問題(記述型と選択型)で、ともに英文の長さは標準的です。第3問は文法語法問題が出たり整序問題が出たりします。私立大学でよく見受ける形式であり、難易度もそれほど高くありません。第4問は英単語100語から130語を使って表現する自由英作文問題で、2019年は写真、2018年はニュースの見出し、2017年は状況をそれぞれ3パターンから選択する問題が出ました。第5問はリスニング問題。対策としては、文法の基礎知識をしっかり身につけ過去問を解くことに加えて、日頃から英語で日記をつけるなど、アウトプットの練習が不可欠です。

【 数学 】
全体的に難し目の問題が出題されます。数学の基礎を押さえることはmust!ただ、理科系の数学の難しさとはまた違った文系数学ならではの難しさがあるので、理科系の数学で対策を立てることは、むしろ逆効果です。一橋の過去問で演習するか、あえて書くならば、横浜国立大学文系学部入試の数学の問題で練習することを勧めます。

【 国語 】
例年、標準的な出題形式の評論記述問題が一問、近大文語文が一問、そして要旨を200字程度でまとめる評論問題が一問出されます。全体的に、文章の内容を正確に把握しているかを問うオーソドックスな問題が出されます。
論理的な飛躍のない緻密で硬質な文章が出される傾向があります。受験生の平均的な学力を考えると文章と問い共に難易度が高いとは言えません。しかしだからこそ、他の受験生に差をつけられないよう確実に得点することが必要であり、国語に苦手意識がある人は危機感を持ってください。人文・社会科学の評論にはできるだけ多く触れ、どのような文章でも正確に読解できるようにしておきましょう。
近代文語文は出題される大学自体が少ないので、まずは過去問を使用して読み慣れてください。2002年以前の京大でも出されていたので、練習に使用してください。

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早稲田大学受験コース

自分の視点をどこまで早稲田の問題に寄せることができるか

早稲田の一般入試の特徴として、どの科目も早稲田特有の癖があるということです。その癖とは以下の3点になります。

①問題の制限時間が厳しく、全国の大学でも最もシビアな時間設定だとされている点

②問題の難易度が高いのに合格点が決して低くないところであり、その高難易度の問題で合格ライン7割メドの得点を超えるのはハードルが高い点

③その特有の癖による「思っている以上に難しい」という難しさ、つまり「一般的な受験勉強の延長では報われないかもしれない」という思いを味わう点

言い方を変えますと、問題との戦い、時間との戦い、自分との戦いとなります。

この悩みを解決するには「早稲田入試の癖を体得する」こと、すなわち学部の壁を超えた相当量の過去問演習が必要となります。

そのため、政治経済学部や法学部、理工3学部など難関国立大学受験者に併願しやすい問題傾向を採用している学部以外の学部志望者で且つ、国立大受験者にとっては、過去問演習がネックとなり安易に併願しづらいと言われています。

また、学部によって科目ごとに難易度が全然違うため、それぞれの学部に応じた対策が必要となります。

英語は試験時間に対して非常に問題量が多いのが特徴です。

学部によっては大学受験レベルを逸脱した非常に高度な単語・熟語も出題されるため市販の難関大学受験用の英単語集を一冊覚えたら、どんどん難しい英文に当たり、そこで出てきた難単語もできるだけ覚えて吸収していかなければなりません。

また、政治経済学部・法学部・国際教養学部の英語は相当な速読力がないと制限時間内に完答することはできないでしょう。

さらに、国公立2次試験のように、学部によっては要約問題、和文英訳、自由英作文といった問題も出題されるため、該当する学部を受ける人はそれらの対策が必須になります。

国語 は「国語の早稲田」と言われるほど早大受験において国語は重要です。

といいますのも、難易度が大学受験最高クラスで問題も早大特有のため、受験生の中で非常に差が付きやすいのです。

特に政治経済学部や法学部の国語は抽象度が高く内容を理解するには相当な語彙力も必要となります。

早大特有の癖を体得するために、全学部を通してしっかりとした過去問演習を積んでおくことが必要となります。

地歴公民は標準的な知識を問うものと思考力を問うものとの二極が目立ちます。

但し、昔のように早大特有の難問奇問のオンパレードではなくなってきています。ほとんどの学部で教科書レベルの知識量では太刀打ちできません。山川出版社から出ている用語集を念頭に置いた出題が見られるため、入念に読んでおくことは効果的です。

また歴史では年代暗記も必要になります。

文系数学 政治経済学部・商学部以外は受験標準レベル(センター試験数学と同等もしくはそれより少し難しいレベル)の問題が多いです。

一方、政治経済学部・商学部ではやや難易度の高い問題も出題されます。

理系数学は受験標準~やや難レベルの問題が幅広く出題されます。

理工学部の場合、例年数学IIIからの出題が多く、特に極限の計算は毎年なんらかの形で出題されていました。

また、面積・体積といった求積系の問題はほぼ隔年で出題されています。

理科は理工学部の場合、標準的な問題から受験生の思考力を問う難易度の高い問題まで幅広く出題されます。

難問は取れなくともやや難程度の問題までは取りきらないと合格は厳しいでしょう。

教育学部の場合、標準的な問題ばかり出題されるので、その分高得点を取らないといけません。

全学部に共通することは、早稲田の入試問題を単なる受験勉強のゴールと限るのではなく、壁の分厚さを強く感じつつも、やればやるほどよく解かる早稲田入試問題の特殊性にも興味を持ち研究できる者~いわゆる大学に入っても学力オンリーに限るのではなく、それ以外の事にも興味を持ち熱中できる学生~を迎え入れていく方針が垣間見え、「開かれた大学を目指している」といった教授の声もあります。

早稲田大学への合格で一番大事なのは早稲田大学の過去問を徹底的に演習することです。

早稲田特有の問題は早稲田大学の過去問以外で他大学の過去問で探していてもほとんど見ることができないものが多いです。

早稲田合格ポイントになるのが、自分の視点をどこまで早稲田の問題に寄せることができるかです。

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慶應大学受験コース

柔軟な対応が求められる慶大の合格に自信あり

慶大入試では、難易度の高い問題を素早く解答する力が求められます。

合格するには基礎から教科書レベルを超えた知識までしっかりと定着させてから、過去問の演習及び研究を行うことが必要となります。

また、入試形態がやや変則で、受験科目に「国語」を設置しておらず、その代わりに「小論文(論述力・論文テスト)」試験を行っている学部もあります。

小論文試験が国公立の後期日程以外で受験科目に登場すること自体珍しく、一般の受験生が受験勉強として普段から学習するような科目ではないため、勉強法が他の科目ほど確立されておりません。

しかも、慶大の小論文では、非常に高い読解力・分析力・論述力が求められるため、しっかりと対策しないと得点につながらないのが特徴です。

そのため、慶大を第一志望、もしくは併願受験すると決めたら、その時からコツコツと小論文対策をはじめないと、入試直前数か月の対策では対応できない生徒が多くいました。

私立大学では珍しく、問題の形式・傾向が学部ごとに大きく異なります(例えば、経済学部のようにすべての科目で記述・論述式の問題が多い学部もあれば、法学部のように小論文試験以外の科目はすべてマーク式の学部もある。

また、法学部の小論文では、社会科学的な素養に基づいた解答が求められるが、SFCの小論文では、柔軟な発想に基づいた解答が求められる)。

そのため、ある学部の過去問演習が他の学部の対策に役立つということは稀で、複数学部を受験する場合、学部ごとに対策をする必要があるのです。

当塾では柔軟な対応が求められる慶応大学に非常に強い塾です。

学部ごとの勉強方法の違い、対策の立て方、科目バランス、小論文(論述)対策、すべてを盛り込み生徒の状況に合わせて本人のみのカリキュラムを作成いたします。

慶應大学に合格するためには、学部の過去問に精通し、生徒の力を伸ばすことができるプロ講師が絶対に必要不可欠なのです。

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兵庫医療大学受験コース

兵庫医療大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科(推薦入試)
外国語:コミュニケーション英語I・II、英語表現I
理科:化学基礎・化学

●教科(一般前期A)
外国語:コミュニケーション英語 I・II、英語表現 I・II
数学:数学 I・A・II
理科:化学基礎・化学

●教科(一般前期B)
外国語:コミュニケーション英語 I・II、英語表現 I・II
数学:数学 I・A・II
理科:化学基礎・化学

●英語
大問数:推薦入試5題。一般入試A・B4題。
制限時間:60分(全て)
解答型式:マーク式(解答数は40個前後)

【傾向】
推薦入試では、読解問題3題、語彙問題1題、発音問題1題。一般入試はA・Bともに読解問題は2題、文法・語彙問題2題。
読解問題については、内容説明、内容真偽、空所補充、同意表現などで、読解力や速読力がないと全問解くことは困難である。英文自体は標準的だが、色々なジャンルの英文に慣れ親しんでいる方が良い。推薦だけに限っては計算問題を絡めた問題も出題される。
文法・語彙問題については、ほとんどは空所補充形式。語句整序も出題され、文法や熟語の知識が問われている。
全体的には標準レベルの問題。問題量が多いので時間的にはタイト。

【対策】
読解については普段から長文を速く読んで、理解できるような勉強をしておくほうが良い。できるだけ様々な分野の英文に触れることも大切である。
語彙力については、長文や文法書、単語帳など手当たり次第貪欲に覚えていくことが望ましい。
文法に関しては問題集を1冊徹底的に勉強することを勧める。

●数学(一般前期A・一般前期B)
大問数:3〜4
制限時間:60分
解答型式:マークシート

【傾向】
小問集合が必ず出題される。大問では微分積分、図形に関する内容、データ分析がよく出題される。問題レベルは教科書の基本から標準問題レベル。制限時間に対して、問題数が多い。

【対策】
教科書や教科書房用問題集を徹底的に演習することが望ましい。演習量を増やすことでスピーディーに解く練習や計算間違えをしない練習を積むことも大切である。

●化学基礎・化学
大問数:推薦入試・一般前期A・一般前期B:いずれも5題。
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
無機分野・有機分野・理論分野の順で出題量が多くなる。計算問題が多いのも特徴の一つ。問題のレベルは基本から標準。問題の量に対して時間は十分にある。

【対策】
理論:基本レベルの問題をしっかりと演習することが望ましい。特に計算演習はしっかりとやっておきたい。
無機:周期表と関連づけて同属元素の類似性の整理や結合の分類を理解することは効果的である。暗記中心となる単元なので。しっかりと覚えよう。
有機:アルコールとその誘導体、ベンゼンとその誘導体についてはよく出題される。反応系統図を自分でまとめることも有効な対策と言える。

▶ 【兵庫医科大学】受験・入試対策コース※薬学部※ 詳細はこちらから

神戸学院大学受験コース

神戸学院大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科(推薦入試)
外国語:コミュニケーション英語I・II、英語表現I
理科:「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1つ

●教科(一般前期)
外国語:コミュニケーション英語 I・II・III、英語表現 I・II
数学:数学 I・A・II
理科:化学基礎・化学

●英語
大問数:推薦入試:5題。一般入試:6題。
制限時間:推薦入試:90分(英語と理科で90分)・一般入試:70分
解答型式:マーク式

【傾向】
推薦入試・一般入試ともに総合力が問われる問題。グラフの読み取りや簡単な計算問題も見られる。問題のレベルは、読解問題、文法語彙問題など何も標準レベルで決して難しくはない。和文英訳は出題されない。限られた時間で解かなくてはならないので、時間的に厳しい。

読解問題については、空所補充、内容説明、内容真偽、同意表現、欠文挿入、英文和訳など設問は多岐にわたる。受験生には関心があるような内容で、背景知識があれば読みやすい英文である。パラグラフの並べ替えなども近年の流行の問題である。

文法・語彙問題は空所補充、語句整序、同意表現など。会話文では、会話特有の表現を問うものだけではなく、文脈や前後を考えて答えるものもある。頻出問題としては発音・アクセント。一般入試ではグラフや表の読み取り問題。計算問題も問われることもある。

【対策】
単語は確実に暗記するだけではなく、発音やアクセントも意識して覚えるようにしよう。文法は標準的なものなので、自分に合った1冊を確実に身につけることが良い。読解問題は単語や構文の積み重ねが必要で、短い文章の文構造の把握から、意味内容の取り方まで積み重ねの学習が必要である。会話文については会話表現に慣れることが大切である。

●数学
大問数:4
制限時間:70分
解答型式:マーク式

【傾向】
大問が4題。2次関数、図形と計量、図形の性質、場合の数と確率、微分積分、図形と方程式がよく出題される。全体としては基本レベルから標準レベルの問題。計算問題がよく出題されるので、計算ミスのないように。

【対策】
基本はしっかりと定着できるように演習が必要である。教科書房用問題集などで基本問題から応用問題、章末問題までしっかりと演習することを勧めます。頻出問題については徹底的に演習をして、確実に溶けるようにしておきたい。演習の際は、計算ミスをしないよう、注意を払って勉強することも大切である。図形を描いたり、グラフを描いて考える習慣を身に着けるような勉強が必要である。

●化学基礎・化学
大問数:推薦入試は4〜5題。一般入試は6題。
制限時間:推薦入試:90分(英語と理科で90分)・一般入試:70分
解答型式:マーク式

【傾向】
理論を中心に、無機や実験、有機が出題されている。ほとんどは教科書で扱われている標準的な事項である。設問数は多く、計算問題は毎年出題されている。問題のレベルはほとんどが基本から標準レベル。時々応用レベルの問題が出題されることもある。

【対策】
教科書レベルを確実にマスターできるようにしておくことが大切。教科書房用問題集などでしっかりと演習することを勧める。理論分野については計算問題を中心に点定的に演習することが望ましい。有機化学については構造決定、官能基の検出は正確な理解が必要。合成高分子化合物については糖類、アミノ酸、タンパク質は特に注意して学習しておきたい。

無機・実験については化学反抗式を中心にまとめておく必要がある。

●生物基礎・生物(推薦入試のみ)
大問数:5
制限時間:90分(英語と理科で90分)
解答型式:マーク式

【傾向】
出題範囲は幅広く、様々な分野から出題される。とくに、細胞・体内環境からよく出題されている。全体的に基本問題がほとんどである。知識面では教科書程度で十分である。問題数が多いだけではなく、計算問題も多いので、時間的には厳しくなる。

【対策】
問題数が多いので、正確な知識量と速く計算ができるような練習は必要である。特に教科書房用問題集などで標準的な問題演習をこなすことが必要である。実験問題や、グラフの読み方などを十分に理解しておきたい。計算問題については浸透圧、尿の生成、酸素解離曲線、興奮の伝達速度、光合成などの基礎的な計算はできるようになっておこう。

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●教科(推薦入試)
英語:英文読解を中心に出題
理科:化学基礎・化学(化学いついては『高分子化合物の性質と利用』を除く)

●教科(一般前期)
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現 I・II
数学:数学 IAIIB (数列、ベクトル)
理科:化学基礎・化学(化学いついては『高分子化合物の性質と利用』を除く)

●英語
大問数:推薦入試:1、一般入試:3
制限時間:推薦入試90分(英語と化学で90分)・一般前期60分
解答型式:マーク式

【傾向】
推薦が大問1題。推薦入試では読解問題について、薬学部に関しては空所補充のみの問題である。虫食いの長文が出題されている。文法・語彙力が必要。基本的な文法事項だけではなく、単語の正確な意味や品詞によって意味が変わる単語など、語彙力を問う問題が多い。一般前期は大問3題。2題が読解問題で、1題は文法問題。読解問題のうち1題は内容説明・同意表現問題。もう1題は空所補充問題である。内容説明問題については問われているところを文中から見つけ出し、選択肢の真偽をすばやく見つけなければならない。段落ごとに内容を把握しながら読み進めて行く必要がある。

同意表現や空所補充の問題については、語彙力が求められる。また内容を把握し、文脈から語句の意味を考える力も必要である。虫食いの長文が出題されている。文法・語彙問題については、基本的な文法事項だけではなく、単語の正確な意味や品詞によって意味が変わる単語など、語彙力を問う問題が多い。問題レベルは標準的。

【対策】
読解問題:パラグラフリーディングの練習が必要不可欠。意味がわからない単語を前後や文脈から推測する力も身につけておきたい。分量が多いので、速く読めるような練習をしておくと良い。文法・語彙問題:文法や語彙は正確に覚えておきたい。読解問題や、空所補充問題にも曖昧な知識では対応できない。

●数学
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
大問4つのうち2題が小問集合、残り2題は主に数IIから出題されている。問題のレベルはそれほど難しくはなく、基本レベルから標準問題レベル。典型問題が多いが、制限時間を考えると分量が多いので、全部解き切ることは厳しい。

【対策】
数学IAIIBの全範囲満遍なく勉強をする必要がある。教科書房用問題集の章末問題くらいまでは繰り返し練習をすることを勧める。基本問題や典型問題は確実の得点したいところ。図やグラフを使って解く問題が多いので、普段の勉強では、図形やグラフを書いて考える習慣を身につくような練習が必要である。大問1つに対する問題の量が多いので、普段から速く問題を解くことを心がけての勉強を。

●化学基礎・化学
大問数:推薦入試1題。一般入試4題。
制限時間:90分推薦入試90分(英語と化学で90分)・一般入試は60分
解答型式:マーク式

【傾向】
推薦入試は大問1つで総合問題になっている。小問が25個。一般入試では大問が4つだが問題数は推薦入試と同じ25個。例年基本問題と標準問題が半々。時々難しい問題が出題されることもある。全体的には計算問題は非常に多いので、理論重視と言える。

【対策】
教科書や教科書房用問題集で基礎から標準レベルの問題を解きこなすことが得策と思える。知識面については確実に押さえておきたい。計算問題の演習は欠かせない。化学反応式を使った計算問題は確実にマスターしておきたい。

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神戸薬科大学受験コース

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●教科(推薦入試)
外国語:コミュニケーション I・II・III、英語表現 I・II
理科:化学基礎・化学
*学科試験の他に調査書が加算される。

●教科(一般前期)
外国語:コミュニケーション I・II・III、英語表現 I・II
数学:数学 IAIIB (数列、ベクトル)
理科:化学基礎・化学
*数学Aの出題については、「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の全範囲とする。

●教科(一般中期)
数学:数学 IAIIB (数列、ベクトル)
理科:化学基礎・化学
*数学Aの出題については、「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の全範囲とする。

●教科(一般後期)
理科:化学・化学基礎

●英語(推薦入試)
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
2018年からは大問が3題で、読解を中心に出題されている。文法問題がなくなった分、読解中での語句整序の問題が多くなった。内容説明や、内容真偽など幅広く問われる。読解に関しては難しめの文章で、かなりの長文のものが出題される。その他の問題はやや易しめから標準レベルである。

【対策】
高い語彙力を身につける必要がある。派生語や語形変形についても普段から対策を立てておかなくてはならない。文法そのものは問われなくなってきているが、読解中で文法が問われるので、基礎的な文法力は必要。分量の多い英文を速く読む練習が必要である。また、過去問も積極的に解くことで、問題のレベルが実感できたり、自分に合った対策が立てやすくなる。

●英語(一般前期)
大問数:5
制限時間:80分
解答型式:マーク式と記述式

【傾向】
例年、大問は5題。読解については2018年・2019年は4題、2017年は3題。文法・語彙については2018年・2019年は1題、2017年は2題。全体的には推薦入試とあまり変わらず、読解を中心に出題されている。また、読解中での語句整序の問題が多くなった。内容説明や、内容真偽など幅広く問われる。問題の難易度については、難しめで、かなり長い長文が出題される。設問自体も分量がかなりある。時間的には非常に厳しい。

【対策】
推薦入試と同じ

●数学(一般前期・一般中期)
大問数:7
制限時間:一般前期80分・一般中期60分
解答型式:記述式(単答)・空所補充

【傾向】
I・A・II・Bから満遍なく出題されている。ほとんどが教科書の例題レベルから章末問題レベルくらいの難易度なので取り組みやすい。結果だけを求められているので、計算ミスには要注意。なかなか取り組みにくい整数の性質やデータの分析も例年出題されているので、注意が必要である。

【対策】
問題を解く上で、まず基本の理解が重要である。理解が不十分な時は、基本問題や典型問題を繰り返し演習することで基礎力を身についけると良い。ある程度基本的なことができるようになれば、教科書や教科書房用問題集で繰り返し問題演習を行うことを勧める。解答型式が単答式なので、計算ミスをすると失点になる。部分点はないので、計算ミスはしないように普段から計算に慣れる必要もある。

●化学基礎・化学(推薦入試・一般前期・一般中期・一般後期)
大問数:6〜7
制限時間:一般前期は100分・一般中期は80分・推薦入試と一般後期は60分
解答型式:一般前期のみ記述式・推薦入試と一般中期、一般後期はマーク式

【傾向】
一般前期は記述式とは言え、主に単答式の答案なので、実質マーク式と変わらない。推薦・前期・中期・後期いずれにしても答えだけが求められているので、計算ミスだけは避けたい。また有効数字についてもきちっと扱えるようになることが重要である。問題レベルは、センター試験に比べてやや難しめである。

出題内容としては大きく4つ

①:原子・分子の構造、原子・イオンの電子配置、化学結合(基礎知識)
②:気体の発生と捕集、陽イオン分析、有機化合物の異性体と検出反応、系統分離など(標準)
③:電離平衡、化学平衡と平衡移動、熱化学方程式、気体の法則、電気分解など(応用)
④:有機化合物の構造決定、天然有機化合物(糖、アミノ酸、油脂)(標準)

などが見られる。
反応経路を重視した問題の出題が多いので、現象面だけではなく、反応性にも注意を払っておきたい。

【対策】
理論:弱酸弱塩基の電離平衡、緩衝液、熱化学方程式は頻出。中和反応、電池と電気分解、気体の性質、希薄溶液の性質は原理も含めて理解が必要。やや高いレベルの問題集で対策を。計算ミスにも要注意。

無機:分子構造は極性の有無を含めての理解を。気体の発生と検出方法、捕集方法の主なものは要整理。正誤問題に対応するために、正確な知識を身につけること。

有機:ベンゼン誘導体をはじめ教科書や参考書にある反応経路図を使って整理しておくことが必要。異性体に関してはよく演習をしておくことが大切。合成高分子についても整理しておくことが有効だろう。

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大阪医科薬科大学受験コース

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●教科(推薦入試・一般入試)
外国語:コミュニケーション I・II・III、英語表現 I・II
数学:数学 I・A・II・B
理科:「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目選択

*推薦入試と一般入試A、一般入試Bでは、英語の【傾向】のみが少し異なるが、英語の【対策】や、数学、化学、生物の傾向と対策に大きな差はない。
*推薦入試一般入試では、配点が異なる。また、推薦入試では調査書による加点も含まれる。

●英語(推薦入試)
大問数:5
制限時間:60分
解答型式:記述式

●英語(一般入試B)
大問数:5
制限時間:75分
解答型式:記述式

【傾向】
大問は全部で5題あり、長文読解が1題、文法問題が3題、英作文が1題という問題構成。問題のレベルについては、読解問題中の文法や語法に関しては難問が見られる。文法・語法問題は基本的な問題が中心で、易問から標準程度。英作文はかなり難問。長文のテーマは社会性のものから科学的なもの、経済的なものと多岐にわたる。設問内容は、内容説明や、英文和訳など。文法・語彙問題はイディオムや重要構文の知識が問われている。文法上の誤り指摘問題も出題されている。

【対策】
読解については、専門的な論文が読めるように、読み慣れることが需要である。その内容は多岐の渡り、社会問題、一般教養、自然科学、医学、などに親しむことを勧める。また、設問の対策に関しては問題演習を行う必要がある。英作文に関しては文法、語法、構文の正確な知識が必要なので、確実に押さえておかなくてはならない。医療系の表現についても、押さえておかなくてはならない。文意を損なうことなく和文を英訳するには、日本語の力も必要不可欠である。

文法語彙問題について。読解も含めて語彙やイディオムに関する設問が非常に多い。問題の難度はそれほど高くはないので、確実に得点にしていきたい。語句整序、派生語、誤り指摘に対応するためにも、やや難度の高い問題集などで繰り返し勉強することを進める。英作文は、日本語を英語にしやすいように読み替える工夫が必要。

●英語(一般入試A)
大問数:3
制限時間:75分
解答型式:記述式

【傾向】
大問は全部で3題で、読解問題が2題、英作文が1題である。読解問題は科学的・生物的な素養がついていないと戸惑う。基本的には難しくはない。英作文については難度はかなり高い。長文のテーマは時事的なものが中心で、ここ数年で話題になったものが多い。科学的・生物的な素養を必要とする問題も出題される。設問については英文和訳が中心で、空所補充、内容説明、語句整序などが例年出題されている。英作文については、比較的こなれた日本語の英訳が求められる。日本語の内容をしっかりと理解し、英語にしやすい表現に変えて、英訳する練習が必要である。

【対策】
読解については、専門的な論文が読めるように、読み慣れることが需要である。その内容は多岐の渡り、社会問題、一般教養、自然科学、医学、などに親しむことを勧める。また、設問の対策に関しては問題演習を行う必要がある。英作文に関しては文法、語法、構文の正確な知識が必要なので、確実に押さえておかなくてはならない。医療系の表現についても、押さえておかなくてはならない。文意を損なうことなく和文を英訳するには、日本語の力も必要不可欠である。

文法語彙問題について。読解も含めて語彙やイディオムに関する設問が非常に多い。問題の難度はそれほど高くはないので、確実に得点にしていきたい。語句整序、派生語、誤り指摘に対応するためにも、やや難度の高い問題集などで繰り返し勉強することを進める。

●数学(推薦入試・一般入試A・B)
大問数:3
制限時間:推薦入試が60分・一般入試A・Bは75分
解答型式:空所補充形式・記述式

【傾向】
大問は全部で3題。推薦入試、一般入試A・Bいずれも偏りなく、ほぼ全範囲から出題されている。小問集合以外の大問では、微分積分、図形と方程式、数列が目立つ。問題レベルは基本から標準。少なくとも1題は計算力や思考力が必要とする問題が出題される。

【対策】
教科書房用問題集などで、基本の理解は不可欠。標準的な入試問題集で満遍なく、繰り返し演習をすることを勧める。単元でムラのないように勉強する必要もある。また、計算力や考察力を必要とする問題が出題されるので、やや難し目のレベルの問題で訓練する必要がある。

●化学基礎・化学(推薦入試・一般入試A・B)
大問数:5〜6
制限時間:推薦入試が75分・一般入試Aは90分・一般入試Bは75分
解答型式:記述式

【傾向】
大問数が比較的多く、小問集合も1題は必ず入る。理論分野からの出題が多く、無機・有機分野は総合的な知識が問われる。密度・熱化学・物質量・濃度の計算は必須。得点源にしたい分野としては中和滴定、酸化還元滴定、実験器具。多く出題される分野としては、電気分解、電離平衡、化学平衡、反応速度など。問題レベルとしては標準。作り込んだ問題も見られる。計算は複雑な傾向があり、論述もある。

【対策】
理論:計算演習を中心に行うことを勧める。例年、溶液のpHや2段階滴定、逆滴定酸化還元滴定など難度の高い問題が出題されているから、難し目の問題集等で問題演習をすることを勧める。

無機:陽イオン解析は実験手順と操作までを、気体の発生に関しては化学反応式だけではなく、発生装置、気体の乾燥剤、検出反応などの問題演習を重点的におこなっておくと良い。また、工業分野も押さえておかなくてはならない。

有機:脂肪族・芳香族の構造決定は必須。天然有機化合物である油脂、アミノ酸、タンパク質、糖を中心に暗記した上で、構造と特性を掴むと良い。

●生物基礎・生物(推薦入試・一般入試A・一般入試B)
大問数:推薦入試は6・一般入試Aは8・一般入試Bは6〜7
制限時間:推薦入試が75分・一般入試Aは90分・一般入試Bは75分
解答型式:記述式

【傾向】
植物の関する問題はやや少なめである。遺伝情報や、動物の反応、体内環境の出題がやや多めである。問題のレベルは標準。計算や実験考察、論述問題も出題される。大問数が多いので、時間的には厳しい状況です。知識面についてはやや高度な問題が問われることもある。

【対策】
全範囲の項目の重要事項を理解し、基本的な計算や論述ができるようにはしておきたい。教科書の範囲外の問題が出題されることもあるが、それ以外の問題で確実に得点につなげたい。教科書の範囲外の問題の対策については、医学薬学分野の新聞や、新書を読んでおくことも良いかもしれない。

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京都薬科大学受験コース

京都薬科大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科(推薦入試)
適性検査 I (英語):コミュニケーション I・II・III、英語表現 I・II
適性検査 II (化学):化学基礎・化学

●教科(一般入試)
外国語:コミュニケーション I・II・III、英語表現 I・II
数学:数学IAIIB
理科:化学基礎・化学

●英語(推薦
大問数:2題
制限時間:60分
解答型式:記述式・空所補充

●英語(一般)
大問数:3題
制限時間:90分
解答型式:記述式

【傾向】
大問2題にうち1題は記述式を含む総合読解問題。もう1題は選択式の空所補充問題。自然科学分野のテーマの問題が多い。空所補充問題は、2017年は語句整序、2018年は和文英訳、2019年は内容真偽など幅広く対応していく必要がある。

空所補充については基本レベル。読解総合問題は標準レベル。しかし設問にはやや難度の高いものがある。60分の時間に対しては、長文の量はかなりのボリュームがある。

【対策】
長文については、自然科学系の内容でボリュームの多い英文を読み込んでいくような訓練が必要である。また読解の総合問題では内容説明や英文和訳など記述力が求められる。日々訓練を積むことが望ましい。

文法については読解で重要になってくる文法は、接続詞や分詞、前置詞などです。語句整序で重要なのは基本的な構文、文法、熟語などの知識。特に重要構文集などで頻出表現をしっかりと押さえることが不可欠である。

●化学基礎・化学(推薦)
大問数:3〜5(2019年は3題・2018年2017年は4題・2016年以前は5題)
制限時間:60分
解答型式:記述式

●化学基礎・化学(一般)
大問数:5〜6(ほとんど5題だが、2016年だけが6題)
制限時間:90分
解答型式:記述式

【傾向】
論述問題がよく出題される。現象の理由説明や実験操作の誤りの指摘など。またグラフを書かせる問題も出題される。標準問題から発展問題まで様々な問題が出題される。真面目に勉強してきた人が報われるような良問が多い。計算問題も出題されるが、論述のことも考えると、入試時間は非常にタイトである。

【対策】
化学現象や実験の確実な理解は不可欠で、その内容が記述で書けるように練習が必要である。酸塩基や酸化還元、化学平衡の移動を基礎に化学反応式の理解が必要。理論・計算分野では中和滴定、pH、酸化還元反応、電池と電気分解など総合問題が出るので、基本問題の習熟しておく方が良い。さらには総合問題まで演習できればなお良い。無機については、物質の製法などの総合問題も多い。アンモニアソーダー法や硫酸や硝酸の工業的製法にも注意したい。有機については分子量測定や構造決定の問題は解けるようになっておかなくてはならない。天然有機化合物やイオン交換樹脂なども要注意である。

●数学
大問数:4
制限時間:90分
解答型式:空所補充形式・記述式

【傾向】
小問集合を含むため幅広い範囲から出題される。数列、ベクトル、対数、微分積分、図形と方程式、確率は頻出問題である。数値計算の問題は面倒なものが多い。全体的には標準レベルの問題である。

【対策】
常日頃から基本問題は確実に解けるようにしておかなくてはならない。その後は典型的な入試問題になれることが重要である。空所補充問題については、計算ミスが許されないので、日頃から計算練習をしっかりとすることが大切である。入試までには全体的にできるようになっていることが望ましい。

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愛知学院大学受験コース

愛知学院大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II、英語表現I
数学・理科:「数学IAII」「物理・物理基礎」「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から2科目選択
面接:個人面接(5~10分)

●英語
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式・記述式(中期試験は全問マーク式)

【傾向】
前期試験は大問1が文法・語彙、大問2が会話文、大問3が長文読解、大問4が英作文と文法・語彙。大問1は空所補充による短文完成。大問2の会話分と大問3の長文は、空所補充、英文和訳、内容説明、内容真偽、結文挿入など。全体的には基本的な英語力を問う問題になっている。レベルは高くないが、時間配分を間違えると、全問解けなくなる。

【対策】
短文補充の語句整序や誤り指摘、文法や語法など標準的な問題をしっかりと定着させるような問題演習が必要である。長文や会話文については、標準的な会話文や長文を読み慣れる必要がある。特に会話文では、会話文特有の表現を意識して勉強する必要がある。英作文については、独学による限界があるので、必ず先生たちに添削をしてもらうことをお勧めします。

●数学
大問数:4
制限時間:120分(理科と合わせて)
解答型式:記述式(中期試験は全問マーク式)

【傾向】
満遍なく出題される。特に場合の数、確率、2次関数、三角関数、指数対数、微分積分の項目が頻出である。基本問題が中心で、特に難問はない。

【対策】
教科書房用問題集でしっかりと演習を積む必要がる。時には各分野の融合問題が出題されることもあるので、過去問等で練習するのもいいかもしれない。また答案が記述式であるため、答案を書く練習をしてくことも大切である。全体的には教科書房用問題集の応用レベル。

●化学基礎・化学
大問数:4〜5
制限時間:120分(数学や理科と合わせて)
解答型式:空所補充・記述式(中期試験は全問マーク式)

【傾向】
理論が多く、次は有機。無機は出題は少ない。化学反応式を用いた計算がよく出題される。全体的には典型的な問題が多い。基本問題から標準問題がほとんどであるが、考察を要する問題が出題されることもあるので、全般的には中程度と言える。

【対策】
教科書房用問題集で標準問題くらいまでは確実に解けるように繰り返し繰り返し演習が必要です。特に化学反応式を使った計算問題と論述対策は必ず行うことを勧めます。計算問題につては有効数字のことも考慮しながら問題演習が必要。論述については必ず学校や塾の先生に添削をしてもらうことが必要。

●生物基礎・生物
大問数:4
制限時間:120分(数学や理科と合わせて)
解答型式:記述式(中期試験は全問マーク式)

【傾向】
大きな偏りはないが、細胞、体内環境、代謝、遺伝情報、動物の反応、生殖・発生からの出題が多い。全問教科書の範囲内ではあるものの時間がかかる問題が多い。標準よりもやや高いレベルの問題で、時間配分の工夫が必要となる。

【対策】
教科書の範囲内とは言え、難し目の問題が出題されるので、少し難し目の問題集で問題演習を行う必要がある。必ず図説を使って細部にまで目を通した学習が必要である。用語は一つ一つ確実に暗記しなくてはならない。言葉の定義を押さえることも重要である。論述も出題されるため、必ず先生に添削を受ける必要がある。

●小論文
2019年:2月2日実施:歯科医療の社会的意義について(40分・600字以内)
2019年:2月3日実施:歯科と医科の関連について(40分・600字以内)
2019年:中期実施:歯科医療人としての要件について(40分・600字以内)

2018年以前は省略

【傾向】
歯科医師に関する論文や、歯科医療に関する論文が問われているケースが多い。

【対策】
600字とは言え、短期間で文章が書ける生徒はなかなかいない。小論文をしっかりと押さえるのなら、時間をかけて文章を書く練習から始める必要がある。また常日頃から、文章を書くための材料として新聞やニュースをチェックして情報を取り入れておくとよい。

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大阪歯科大学受験コース

大阪歯科大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I
数学:数学IAIIB
理科:「物理・物理基礎」「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択
面接:個人面接

*英語試験の受験免除に関する事項

GTEC(4技能版) 1070以上
GTEC(3技能版) 650以上
GTEC for STUDENTS 650以上
GTEC CBT 1000以上
TOEIC 550以上
TOEIC(iBT) 55以上
TOEIC(PBT) 484以上
実用英語技能検定 2級以上
実用英語技能検定CBT 2級以上

●英語
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式・記述式

【傾向】
大問4つのうち、大問3題が文法・語彙は空所補充や語句整序が中心に出題されている。残りの1題が長文である。長文は内容説明と英文和訳が出題されている。問題のレベルは標準。

【対策】
日頃から文法を中心に勉強することを勧める。構文や熟語、語法をしっかりとマスターしていくことが大切である。文法中心の勉強をしていると長文が読めなくなってくるので、長文読解の練習も欠かさずする必要がある。下線部訳の解き方を勘違いして解いている生徒が多いので、先生にきちっと習うことを勧める。

●数学
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
例年、微分積分・指数対数・ベクトル・図形と方程式はよく出題される。年によって差はあるものの、計算量は多い。問題のレベルは標準的である。また、答案をまとめる力が重要視されている。

【対策】
数IIBを中心にしっかりと演習問題をすること。教科書房用問題の応用問題や章末問題でまずは練習をして、様々な過去問で演習することを勧める。大阪歯科大学のように答案作成を重要視する大学を受験するときは、答案作成の指導がきちっとできる先生に見てもらうこと。答案とは何かをわかっていない先生もたくさんいるので、実は要注意!

●物理基礎・物理
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:記述式(単答)・グラフ

【傾向】
大問は3題で、そのうち2題は力学と電磁気である。残り1題は、2019年と2018年は波動。過去には熱力学が出題されたこともあった。全体的には基本レベルから標準レベルの問題が多く出題されている。計算や融合問題もある。

【対策】
教科書房用問題集で、力学と電磁気の問題演習を優先的に行うべき。この2単元が定着したら、次は熱力学と波動の演習を。試験時間に対する問題数を考えると、速く正確に解く練習も必要である。基本がある程度できれば、総合問題に慣れるだけではなく計算練習も併せて行うことを勧める。

●化学基礎・化学
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
例年、理論、無機、有機の全分野から幅広く出題される。理論では、2019年は出題され出題されなかったものの、酸化還元が頻出と言っても良い。無機では気体の発生、金属、気体の性質が中心となる。有機については、総合的な知識が求められ、アセチレン、エチレン、アルコール、ベンゼン誘導体など多くの分野から出題されている。問題レベルは基本から標準レベル。計算量が多かったり、記述量が多いので、難しく感じるかもしれない。また試験時間についても十分にあるとは言えない。

【対策】
理論に関しては、物質量や反応量に関する計算が重要。熱科学、中和滴定、酸化還元、電気分解、期待の法則の演習が不可欠。無機に関しては、ハーバーボッシュ法などの無機工業化学や陽イオン解析などの総合的な基本問題演習が必須。有機については脂肪族や芳香族の性質や反応について、しっかりと整理しておくことが重要である。

●生物基礎・生物
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
細胞、生殖・発生、体内環境、遺伝情報の出題頻度が高い。問題レベルは基本から標準。大部分は教科書の範囲から出題されている。例外的に人に関する分野ではまれに教科書の範囲を超える知識が必要となることもある。

【対策】
教科書房用問題集やサブノートのようなもので、しっかりと演習をしたり、ノートまとめをすることが重要である。論述問題については、必ず先生に添削をしてもらう必要がある。問題集の答えが間違っていることも多いので、必ず先生に見てもらうように。また医療関係の時事ネタには必ず目を通していくと良い。iPS細胞や、再生医療など。

●小論文
2019:データなし(数年前と同じであれば、40分・400字)
2016:国民が歯科医師や歯科医療に期待すること(40分)

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大阪府立大学コース

大阪府立大学の入試配点は共通テスト800点、二次試験600点です。共通テストでは 国200・数(2)200・理(2)100・外200・社100 となり、理科の配点が低くなります。しかし、二次試験では数200・理300・外100の配点が高くなります。

2020年

試験 最高点 最低点 平均点 満点
セ試 739.10(92.4%) 582.20(72.8%) 651.16(81.4%) 800
二次 459.00(76.5%) 306.00(51.0%) 377.74(63.0%) 600
総合 1174.00(83.9%) 947.90(67.7%) 1028.90(75.3%) 1400

2019年

試験 最高点 最低点 平均点 満点
セ試 734.20(91.8%) 649.00(81.1%) 684.71(85.6%) 800
二次 516.00(86.0%) 388.00(64.7%) 423.86(70.6%) 600
総合 1232.90(88.1%) 1063.00(75.9%) 1108.58(79.2%) 1400

2018年

試験 最高点 最低点 平均点 満点
セ試 736.00(92.0%) 611.90(76.5%) 663.27(82.9%) 800
二次 498.00(83.0%) 362.00(60.3%) 423.60(70.6%) 600
総合 1205.10(86.1%) 1013.40(72.4%) 1086.87(77.6%) 1400

●英語
試験時間は60分です。出題の構成は長文読解2つ、和文英訳が1つ、という構成となっています。出題傾向としては、空所補充、言い換え、語句整序問題、内容一致、和訳、説明、和文英訳といったオーソドックスなものが中心です。日本語から英語に素直に訳せない部分が出題されることが多いです。問題文の日本語を英訳しやすい日本語に直す、英語に訳すということが必要となります。

長文読解で用いられる文章は、難易度が少し高く文法や単語をしっかり勉強してこなかった生徒は苦戦するでしょう。(接頭辞・接尾辞や派生語の知識などがあれば、前後からの推測により意味を補える場合もありますのでしっかり単語の勉強は行っておきましょう。)

●数学
試験時間は120分です。大問4題の出題となります。大問1と大問2は環境システム学類・マネジメント学類と共通の問題となっています。大問1,2の頻出単元は確率・場合の数とベクトルです。難易度は標準レベルです。大問3、4問は数学Ⅲからの出題です。特に微積分の計算は正確にする必要があります。

●物理
大問3題の構成となります。解答形式は、基本的には解答のみを記す形となっています。(計算ミスなどは注意してください)毎年、力学・電磁気・その他の分野から各1題ずつです。その他の分野は、2016年度は原子分野、2017年度、2015年度、2014年度は波動分野、2018年度は熱力学分野からの出題でした。

頻出単元としては、力学のバネや単振動、円運動が頻出単元です。 難易度は基礎~標準レベルの問題が中心で標準的なレベルです。ただ、年度によっては分野の深い理解を問うものや、幅広い分野の知識が問われる問題も出されています。問題文の条件をしっかりと読み解けば十分に対応できるレベルにあります。

●化学
大問3つの構成です。理論・無機の複合で2題、有機で1題という構成です。難易度としては基本~標準レベルです。解答形式は答えのみを解答する問題と字数制限つきの理由説明問題、計算導出過程を書く問題とバラエティにとんでいます。

出題傾向としては、熱化学、気体、化学平衡、天然高分子化合物が頻出分野です。理論分野ではイオン反応式や化学反応式、有機分野では構造式を書かせる問題が頻出します。解答の添削何度もおこなうことで答案作成力を養成していかなければなりません。問題文の中で文章をしっかり読み内容を把握していきましょう。

●生物
大問4つで構成されています。難易度は教科書発展レベルです。教科書の内容を発展させた実験やグラフを取り上げ、考察させる問題がでております。教科書で得た知識と問題文を丁寧に読み解くことが大事です。各分野の典型的な計算問題(呼吸商、酸素解離曲線、尿生成、組換え価、遺伝子頻度、分子進化など)は出来るようにしておきましょう。

解答形式は用語、空欄補充、計算、グラフ選択・作成、図作成、論述です。論述問題は50字前後にまとめるものが中心となります。出題傾向としては、基本的な知識を問う問題と実験考察問題となります。

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帯広畜産大学コース

帯広畜産大学コースの合格を目指し対策を行うコースです。

帯広畜産大学の入試配点はセンター試験が600点、二次試験が400点です。 共同獣医学科の合格最低点は800点前後です。合格者平均点が800点前半となっています。帯広畜産大学の注意点としては、2次試験は総合問題となっているところです。英語・数学・物理・化学・生物の3教科5科目です。各科目が2題ずつ出題され、受験者は5題好きなものを解答するというかなり珍しい形式となります。(英語、理科は必須です。)

英語は2題とも出題傾向が例年大きな変化はありません。英語の対策を主軸において各科目を自身の状況に合わせて対策をしていくことが合格率を上げる事になります。

●共通
配点は変わっているので注意が必要になります。(2020年度)
国語:120点満点
社会:80 点満点
数学:120 点満点
理科:160 点満点
英語:120 点満点
(リーディング72点+リスニング48点)

計600点満点(2次試験450点満点)

●英語
英語の大問は2つで構成されています。この大問2題は問題傾向が似ているため、分けて対策をする必要がなく、非常に対策はしやすいものです。記述問題も単語を書くレベルです。文法の知識が必須です。文法問題を丁寧に解いていきましょう。

長文読解について、難易度としてはセンターレベルの問題が例年出ております。センターレベルの問題が解けるようになれば、問題ないです。英作文や和文英訳はほとんど扱われることが無いので、対策の必要性はないです。出題の形式が似ているので過去問をいかにやりこむかが大切です。

●数学
数学の大問は2つの構成です。範囲は数学Ⅲを使わないⅡBまでです。(微積については数学Ⅲまでやっておいた方が解きやすいですが)頻出単元としては、ベクトル・図形と方程式・三角関数・微分積分が頻出単元となります。

問題形式は国公立の典型問題で、初見でも解き方がわからないということはほとんどありませんが、帯広畜産大学は一般的な解法による解答作成を求められます。突飛な表現や説明不足などは大きく減点されてしまうので、解答用紙の作成能力が非常に大事です。

●物理
物理は大問2つの構成です。頻出単元は、力学・電磁気・波動は頻出単元となります。難易度も私立の上位レベル(関関同立~MARCH)~地方国公立レベルです。基本問題演習をしっかり行い、ケアレスミスをしないことが合格に直結します。

問題形式は理解力を問うような問題が多く出題されます。説明を求める問題や式を立式しなければならない問題などが出題されていますので、対策を行っておきましょう。また、計算問題だけというのは出題されない事が多いです。

●化学
化学の大問は2つの構成です。頻出範囲は理論化学・有機・無機のミックスされた問題が多いので気をつけましょう。単純に理論だけ、有機だけという問題形式ではなく、設問をしっかり読み込むことが肝要になります。出題の流れは例年、知識の穴埋め→実験となっています。問題は出題数が多く、早く正確に何を聞かれているかを把握することが大事です。

●生物
生物は大問2つの構成です。出題の傾向として、用語・語句の穴埋め問題が非常に多く、また、グラフの読み取り、グラフからわかることを記述する問題、複雑な計算ではない計算問題もよく出題されています。難易度は基礎レベルです。問題集などの基礎をどれだけ徹底できているか、過去問のやり込みが合否を分けるでしょう。

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北里大学受験コース

北里大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I・II
数学:数学IAIIB
理科:「物理・物理基礎」「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

●英語
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式(解答数は40個前後)

【傾向】
読解・文法・語彙・会話文がバランスよく出題される。全体的にはやや難。長文の内容についても、語彙の内容についても比較的難しめである。
長文はやや長めで、現代的な関心のテーマや獣医的な内容と関係があるような自然科学系のテーマがよく出題される。
文法や語句は標準的な語句整序や空所補充の問題が出題されている。
時事的な会話文や、科学的な話題に関する内容のものが増えてきている。

【対策】
長文、文法。語彙、英作文などやや難し目の問題集や過去問で慣れていくことが重要である。

●数学
大問数:7
制限時間:70分
解答型式:空所補充形式・記述式

【傾向】
微分積分は必ず出題されるが、方程式・不等式・三角比・三角関数・数列・ベクトル・指数対数など各分野から偏りなく出題される。問題のレベルは基本から標準。やや面倒で難しい問題が出題されることもある。

【対策】
基本問題や典型問題をきっちりと抑えることが重要。また、計算力が非常に重要なので、たかが計算と侮ると入試本番で痛い目に遭うこともある。

●物理基礎・物理
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:空所補充形式

【傾向】
大問3つのうち、1題は小問集合。ここ5年にわたり、大問1は小問集合、大問2は力学、大問3は電磁気である。問題は標準レベル。融合問題や総合問題もある。制限時間が60分であることを考えると、特に小問集合は手際良く処理し、残り時間を2つの大問に費やしたい。

【対策】
教科書房用問題集の応用レベルまでをマスターするのが良い。特に制限時間が60分という短い時間なので、普段から速く解く練習は必要であろう。

●化学基礎・化学
大問数:5〜6(ほとんど5題だが、2016年だけが6題)
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
化学・化学基礎の範囲から幅広く出題されている。無機や有機の知識問題は、基本的な問題が多く、マークなので比較的解きやすい。その一方で化学平衡、気体の法則、希薄溶液、結晶構造などの計算問題が主となるのでこの点はやや難しい。異性体の種類と数や官能基の検出、反応経路など有機化学は標準的。設問数が多いので60分という時間は非常に少なく感じる。

【対策】
理論:計算演習を中心に行うことを勧める。
無機:塩の分類や性質、銅やアルミニウムの製法など整理して暗記することを勧める。
有機:全般的に漏れなく抑えておくことが重要。特に構造式は書けるようにしておくこと。ヨードホルム反応や銀鏡反応などの反応式はしっかりとまとめておくこと。

●生物基礎・生物
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
生物・生物基礎から出題される。全般的に動物関連の問題の出題が多い。解答個数は60〜70個。
問題レベルは教科書レベルからもう少し高いレベル。代謝・生態・動物の反応・体内環境・遺伝情報・生殖・発生などは確実に押さえておく必要がある。制限時間60分は比較的きつい。

【対策】
動物関連の問題は比較的難しく、図説などで細部までしっかりと押さえておく必要がある。考察問題や計算問題は代表的なものについては必ず一通り目を通しておくことが重要。過去問や類似問題は繰り返し繰り返し練習をしておいた方が良い。

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日本大学受験コース

日本大学の合格を目指し対策を行うコースになります。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I・II
数学:数学IAIIB(2019年以降、確率分布と統計的な推測を除く)
理科:「物理・物理基礎」「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

●英語
大問数:8〜9
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
例年8〜9題。読解問題については動植物を主題とした科学記事から出題が多く見られる。1題1題は400字程度の長文読解。内容真偽や空所補充、要約など。
文法や語句は語句整序や空所補充の問題が出題されている。
会話文は二者の対話の空所に一文を補充する形式。

【対策】
文法語句については、自分が使っている問題集を徹底的に復習すること。語句整序については、日本語が与えられていても、正解の英文が直訳になっていないことが多いので、意味を組み取る練習が必要。会話分は受け答えの流れなので、会話文特有の表現を押さえておくことが大切。読解については日々、速読の練習が不可欠である。

●数学
大問数:5
制限時間:120分(数学と理科の2科目で)
解答型式:マーク式

【傾向】
小問集合が2題あって、全般的に満遍なく出題される。計算力や思考力が要求される。問題レベルは基本から応用まで幅広い。超難問はないが、平均60分で解くことを考えると、量が多すぎると言った感じである。

【対策】
マークシート方式になれることも重要だが、普段からIAIIB満遍なく難し目の問題を速く解く練習が必要である。過去問を使って問題のレベルを把握し、その問題レベルと同等かもしくはそれ以上の問題で問題演習を行なっておくことが大切である。

●物理基礎・物理
大問数:5〜6(2019年は5題・2018・2017年は6題)
制限時間:120分(数学と理科の2科目で)
解答型式:マーク式

【傾向】
力学・波動・熱力学・電磁気・原子の全分野から満遍なく出題される。典型的な問題が多いものの誘導的な小問(大問中の(1)、(2)、(3)、(4)といった設問)は少ないので、出題者の題意を読み取り、正しく解く必要がある。また、計算量も多い。

【対策】
教科書房用の応用問題や発展問題を、暗記するくらい繰り返し解くことで、問題慣れすることが重要。また、平均60分という時間は決して十分とは言えないので、普段から早く正確に解く練習が必要になってくる。

●化学基礎・化学
大問数:5
制限時間:120分(数学と理科の2科目で)
解答型式:マーク式

【傾向】
理論・無機・有機がバランスよく出題される。理論と無機を絡めた問題が出題されることが多い。目新しい問題は見られない。問題レベルは基本的なものが多い。計算は基本的で、問題数が多い(全体の40%くらい)ので、時間がタイトである。理論分野ではやや難し目の問題が出題されることもある。

【対策】
教科書房用問題集で基本問題から標準問題を繰り返し練習することを勧める。特に結晶構造、気体、酸と塩基、酸化還元、電池、熱化学、電気分解などの計算練習は必須である。環境問題に関しても出題されているので、教科書の「科学と人間生活」に該当する部分はしっかりと読み込むことも重要である。

●生物基礎・生物
大問数:8〜9
制限時間:120分(数学と理科の2科目で)
解答型式:マーク式

【傾向】
問題形式は多様で、用語選択、空所補充、文章の正誤判定、けいさん、実験考察など。生物・生物基礎の全範囲から幅広く出題される。進化、系統、生態からも出題される。全般的に問題レベルは標準的であるが、一部で難しい問題が出題されることもある。

【対策】
全般的に基礎固めを行なった上で、標準問題くらいまでは解けるように練習はしておきたい。なんと書くという勉強ではなく、一つ一つ用語や言葉の定義などを正しく覚えなくてはならない。図説などを使って、教科書の範囲以外の用語も正しく暗記しよう。

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日本獣医生命科学大学受験コース

日本獣医生命科学大学の合格を目指し対策を行うコースになります。

●教科
(2019年の第2回試験・第3回試験、2018年までの第1回試験・第2回試験)
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I・II
数学:数学IAIIB(数Bは「数列」と「ベクトル」が範囲)
理科:「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

第1回試験・第2回試験・第3回試験を含む
(2019年から3回試験が行われている。2018年までは2回まで)
2019年の第1回試験
外国語:センター利用(筆記のみ)
数学:センター利用(IAIIB)
理科:「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

●英語
大問数:2
制限時間:120分(英語と理科の2科目で)
解答型式:マーク式と記述式

【傾向】
1題はマーク式で、読解問題。残りの1題が記述式で文法・語彙問題が続いている。読解問題の英文は評論、随筆、記事など。全体的には標準的な文章であるが、時事問題や自然科学系の論文まで様々。長文は注釈が多いでので本文と注釈の行き来が面倒。単語は容易なものが多いので、文章自体は読みやすい。
設問(問われ方)は、同意表現、内容説明、空所補充などバラエティーに飛んでいる。文法・語彙問題では語句整序、語形変化、派生語による短文の空所補充が必出である。

【対策】
基本事項が問われるので、学校のテキストレベルで十分であるが、徹底的に、取りこぼしなく学習しておく必要がある。とりわけ標準的な英文を多読すること勧めます。文法や語法、語彙が多く出題されていることから、文法書などできちっと身につけることも必要。

●数学
大問数:4(2019年)5(2018年まで)
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
全体的にバランスよく出題されているものの、やはり図形と方程式、数列、三角比と三角関数、ベクトル、確率、微積分が中心である。問題のレベルは標準的。難問は少なく、計算もそれほど難しくはない。結果のみを答える形式。

【対策】
基本問題なので教科書房用問題集で応用問題や章末問題をしっかりと解く練習が必要である。また、結果のみを答えさせる問題であることから、計算ミスは避けたい。計算ミスをしないように日々注意をしながら計算練習も必要である。

●化学基礎・化学
大問数:5〜6
制限時間:120分(英語と理科の2科目で)・第1回試験は60分
解答型式:記述式

【傾向】
2019年の第1回試験(センター利用のような感じ)では大問が6。第2回試験・第3回試験は大問は5題。どの試験も幅広く出題される。近年は特に計算重視の問題が多く、量的関係が問われる。物質量、結晶格子、熱化学、中和反応、酸化還元、電気分解、溶液の濃度、化学平衡など。
有機化学は比較的難し目である。無機や理論については標準的である。計算量が多いので、時間的にはタイトである。

【対策】
有機に関しては難し目の問題集などで演習をすることが必要。試験時間の短さを考えると、速く解く練習も必要である。理論や無機については標準的な問題集などで十分であると思われるが、できれば標準問題集の中でも応用問題や発展問題を速く解く練習は不可欠である。また、計算問題については計算用の問題集で計算練習を行うような練習をすると良い。

●生物基礎・生物
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
全体的にはバランスが取れた問題で、基礎から標準レベルが中心。しかし、時々教科書の範囲を超える用語を書かせる問題や専門知識が必要な問題も出題される。論述問題は1、2行程度のものが出る。時には字数制限や、やや長めの論述が出題されることもある。計算問題も多く、描図問題が出されることもある。

【対策】
計算や記述問題は時間がかかるので、普段腹練習して慣れておくことが大切である。また図説などを用いて細部までしっかりと暗記することも大切である。特に進化や系統は図説で対策を立てておくことを勧める。

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麻布大学受験コース

麻布大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I・II
数学:数学IAIIB(数Bは「数列」と「ベクトル」が範囲)
理科:「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

●英語
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式(解答数は40個前後)

【傾向】
読解問題が2題で、文法・語彙問題または会話文問題が1題。構文や語彙の点から見れば標準的な問題である。長文の設問形式は様々で、内容把握、内容説明、同意表現、語形変化、語句整序などである。出題内容が標準であっても、英文を読むスピードが遅いと時間的にはタイト。

【対策】
基本的な文法や語法、整序などをきちっと押さえることが重要である。長文に関してもそれ程難しさはないものの、速く読む練習をしておかないと時間内に解けなくなる。
特に読解ではメリハリをつけた読み方の訓練が必要で、その際、接続詞や繰り返し表現が指標になるので、意識した読み方の訓練をすると良い。

●数学
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
IAIIBの幅広い範囲から出題されている。大問1は小問集合である。確率は頻出問題である。問題レベルは基礎から標準問題でよく練られた問題が多い。60分という試験時間を考えると時間的にタイトである。

【対策】
教科書房用問題集などで基本事項を確認しながらも、応用問題まではしっかりと解けるようになっておくことが望ましい。問題量に対して時間が短いので速く解く練習は普段からしておくべきことだが、試験本番では時間が足らなくなれば、捨て問を作ることも一つの戦術である。

●化学基礎・化学
大問数:15〜16
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
基本から標準までの問題が中心だが、発展的な問題も出題される。電離平衡や溶解度積などの計算問題や、反応量計算や元素分析など理論分野も出題される。問題量の割には時間が少ない。

【対策】
理論は基礎から発展まで幅広く理解していなくてはならない。有機については知識問題は確実に押さえたい。高分子化合物の学習も怠ってはならない。無機分野については、有機や理論よりも出題数は少ない。基本的には応用問題集で練習すればいいが、必ず過去問などで複合問題や融合問題の演習も必要。

●生物基礎・生物
大問数:8
制限時間:60分
解答型式:マーク式

【傾向】
全分野からほぼ均等に出題される。記述ではないものの問題レベルは比較的難しく、教科書のレベルを超えて出題される。

【対策】
一部の私立の医学部でも同じ現象が起きているのだが、教科書、受験の範囲を超えて出題されている。基本事項やある程度難しい問題を解き終われば、麻布の過去問や医学部の過去問などで練習を積んでいくほうが良い。
塾や予備校で対策をするのなら、大学生に指導できるくらいの学力のある先生に習うことが1番の近道である。

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酪農学園大学受験コース

酪農学園大学の合格を目指し対策を行うコースです。

●教科
外国語:コミュニケーションI・II・III、英語表現I・II(リアウニングは含まない)
数学:数学IAIIB(数Bは「数列」と「ベクトル」が範囲)
理科:「化学・化学基礎」「生物・生物基礎」から1科目選択

●英語
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:記述式・空欄補充

【傾向】
専門的な用語が多い長文。テーマは例年医学、健康、科学、自然など理系よりのものが多い。読み慣れない英文が出題されるので、取っつきにくい感じがある。また、専門的な語句が多く含まれるので、難しく感じる。設問は内容真偽、内容説明などである。文法・語彙問題は文法・語法の問題が中心で、語彙やイディオムを問う。 設問自体は難しくはない。英作文は専門的な用語で差が出る。

【対策】
やや専門的な論文や自然科学系に偏った英文を読み慣れていく練習が必要になる。その際、専門的な単語も含めて覚えていくことも重要である。構文やイディオムは標準的な問題集で練習するので十分である。 自然科学の分野でよく使われている、特徴的な表現を覚えて使えるようになると、英作文や長文読解では心強いものになる。

●数学
大問数:3
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
大問1は小問集合。通年ほぼ全範囲から出題されるが、数IIからの出題が比較的多い。計算過程を書かせる問題は典型的な問題が多い。問題レベルは基本から標準で、難問はない。制限時間に対する問題量は多いので、全問解くのは難しい。

【対策】
基本問題は確実に解けるように練習はしておきたい。特に重点的に行うべきは、微分積分・数列・ベクトル。この3分野はよく出題されるので、繰り返し繰り返し問題演習することを勧める。

●化学基礎・化学
大問数:4
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
全体的には有機・無機の分野が少なく、理論の分野が中心である。問題レベルは基本が中心である。理論では溶液の濃度、中和滴定、酸化還元、熱化学方程式、化学反応の量的関係、化学平衡、希薄溶液の性質などの出題が多い。簡単な説明を求める記述問題や考察問題も出題されることがあるので要注意である。また、有効数字の取り扱いについても慣れておく必要がある。

【対策】
数値計算や有効数字の取り扱いについては、日々の問題演習で慣れておくことが重要である。さらに記述問題は、自分が正しく書けていると思ってもポイントがずれていることもあるので、必ず学校の先生や塾の先生に添削してもらうことを勧める。

●生物基礎・生物
大問数:5
制限時間:60分
解答型式:記述式

【傾向】
ほとんど全ての分野から出題される。特に図説の詳細な部分から出題されている。問題レベルは標準である。2019年は100字のやや長めの論述が出題されている。考察問題についても少数だが、出題されている。

【対策】
入試標準問題集をしっかりとこなせばいいのだが、必ず図説を使って勉強することを勧める。教科書で勉強をするより、図説で勉強するような習慣をつけておくこと。また、図説に載っている用語やコラムなども、豆知識として知っておくことが大切である。

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国公立大学入試コース

ベストなコンディションで受験当日を

国公立大学入試の場合、対策スケジュールの立て方が難しくなります。 センター試験の勉強をいつから始めるのか、二次試験で解けるようになるための知識はいつまでに定着させておくのか、科目ごとの勉強時間をどのように振り分けておくのか、センターで科目ごとの点数を何点の目標に設定するべきなのか、など考えなければならないことが非常に多岐にわたります。 当塾では本人や担当講師と何度も面談を行うことで、現状の把握とカリキュラムの変更や調整を随時行っていきます。 例えば、受講の中で実力の上昇が見られる科目は時間数を減らし、苦手な分野が出てきた科目は時間数を増やすなどの調整を随時検討し、また自習内容の確認や取り組む優先順位などを明示することで、入試当日には最高の状態で迎えられるようにいたします。

▶ 【国公立大学】受験・入試対策コース※大学受験※ 詳細はこちらから

私立大学入試コース

私立大学特有の出題傾向に慣れ、受験本番でしっかりと実力が出せる力を

私立大学入試の特徴は、科目が3科目程度であり、時間を特定科目に集中させやすいことにあります。その点で対策スケジュールを立てやすくなります。 しかし、近年の私大側による合格者数の抑制により、早慶上智・関関同立・GMARCHはもちろん、これまで合格が比較的容易と思われてきた産近甲龍や日東駒専といった大学も合格が以前より難しくなっています。 このような状況を踏まえ、当塾では本人の現状の実力と志望校合格の難易度との差を確認し、合格のための最短最適なカリキュラムを作成いたします。

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公立高校入試対策コース

全科目において高得点が出せるような応用力を身につける

公立高校受験は都道府県によって出題傾向や問題の特徴が異なります。 大阪府では特別難易度が高いわけではありませんが、近年英語の難易度が高くなっています。 そこで難易度の高い英語でいかに高得点を取れるかが受験の合否を左右します。 英語以外に苦手科目がある場合、受験において不利になるため、このコースでは全科目において高得点が出せるような応用力を身につけていきます。

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私立高校入試対策コース

併願または専願かで授業内容が異なる指導内容

このコースでは、併願または専願かで授業内容が異なります。 併願で公立高校メインでの受験をお考えの場合、公立高校受験対策に受験予定の私立学校の出題問題を取り扱いながらの授業を行うなど、お子様のご希望に合わせた指導を行います。 専願の場合であれば、受験校以外の私立高校や公立高校の過去問などを用いた指導を行い、どのパターンの問題にでもスムーズに解答できるスキルを身につけます。

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難関高校入試対策コース

私立・公立を問わず大阪府下の難関高校の合格を目指す

公立難関校志望か、私立難関校志望かに合わせてカリキュラムが変わります。 公立難関校である北野・天王寺・三国ヶ丘等を目指す場合には、大阪の公立高校受験過去問以外にも他府県の過去問を扱った指導を。さらに入試C問題の傾向を踏まえた練習問題を用意し、授業を行なっていきます。 東大寺・清風南海・西大和等私立難関校を志望される場合であれば、受験校のものだけではなく他の私立高校やc公立中学の指導要領外の範囲への対策を含めたカリキュラムを作成し、授業を行なっていきます。 東大寺・清風南海・西大和等私立難関校を目指す場合には、公立中学の指導要領外の範囲への対策を含めたカリキュラムを作成し、授業を行なっていきます。

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当個別指導塾の教室まで通学し、授業を行うコースです。

進学個別塾は、生徒とプロの講師が1対1で授業を行う完全個別指導にて授業を行います。
365日使用可能な自習ブースも完備して快適に勉強できる環境をご提供しています。

プロ講師の授業をご自宅にて受講できます

進学個別塾は、新型コロナウイルス感染の恐れのために塾・予備校への通学にご不安のある生徒の皆さまやご家庭向けに、「自宅指導コース」をご用意いたしました。

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自宅にいながら、いつでもプロ講師の授業を

インターネット接続環境さえあれば、どこにいてもあなたがいる場所が個別指導塾になります。海外在住の方にも、ご希望の授業を受講していただくことが可能です。
また、通塾や送迎の心配がないのもWEB指導コースの大きなメリットの1つです。

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※自宅指導から教室指導への変更または教室指導から自宅指導への変更を依頼される場合は、前月までにご連絡ください。
当月内の教室指導から自宅指導への変更は出来かねます。
自宅指導から教室指導への変更は可能な場合はありますが、指導料は自宅指導料金となりますのでご注意ください。
詳しくは価格ページをご参照ください。

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