欠席日数の多い生徒が総合型選抜で合格するには

総合型選抜・学校推薦型選抜

総合型選抜で重視されるもののなかに、欠席日数があります。

欠席日数が多いとどうしてもその点が目立ってしまい、合否に大きく影響があるのでは、という心配を抱える生徒や親御さんもいます。

欠席日数そのものは、後からどうすることもできません。

しかし、欠席日数の多さをプラスになるエピソードや実績でカバーすることで総合型選抜に合格することは可能です。

欠席日数が多くても合格は可能

欠席日数が多いことを理由に総合型選抜を諦める必要はありません。

欠席日数の少なさは選考の際の要素のひとつではありますが、欠席がなければいいというものでもありませんし、多いから即不合格というわけでもありません。

一方で、欠席日数の多さが目立つと、取り組みに対する真面目さを疑われることにも繋がりかねません。

大阪学院大学スポーツ・文化活動型ファミリー型では

出席状況が良好な者[1年生から出願時までの欠席日数が30日以内(前在籍校の欠席日数を含む)]
大阪学院大学 総合型選抜 スポーツ・文化活動型2027より引用

と欠席日数による要件を設けています。

このような欠席日数による明確な足切りがある大学は非常に少ないです。

しかし、足切りがなくても調査書を求められる大学の場合、理由のない欠席が多いと他の受験生と比較された際に不利になります。

この欠席の多さがマイナス要素とならないようにするためには、印象がプラスになるようアピールすることでカバーする必要があります。

この欠席の間、取り組んだことなどがあれば、併せてアピールすると効果的です。

このように、欠席時に経験したことをきっかけに得られたものや学びに対する考えが変わったことをエピソードとして入れると、より具体的にアピールすることが可能になります。

やむを得ない事情の場合は調査書に記載してもらう

欠席の理由は様々あると思いますが、怪我や病気など学校が事情を理解している欠席は、調査書に理由を記載してもらえないか担任に相談しましょう。

学校側から出る調査書に一筆添えられているだけで、判定が大きく変わる可能性があります。

文部科学省が発出した令和9年度大学入学者選抜実施要項にも、

また、出欠の状況を推薦要件や合否判定の材料の一つとして活用する際には、志願者本人に 帰責されない身体・健康上の理由*によるやむを得ない欠席日数があることを、志願者本人からの申し出や、調査書への記載などを通じて把握した場合には、志願者本人が不利益を被ることがないよう配慮する。
文部科学省 令和9年度大学入学者選抜実施要項より引用

との記載があります。

身体や健康上の理由によるやむを得ない欠席日数を不利益、つまりマイナスポイントにしないように、ということですので、明確な理由があれば調査書に記載してもらうようにしましょう。

病気以外の遅刻や欠席が多い場合は入学後に出席できることをアピールする

学校推薦型選抜は欠席日数の多さによって校内選考に通らないこともありますが、総合型選抜は遅刻や欠席日数の多さで受験自体ができない、といったことは少ないです。

そのため、総合型選抜において調査書に特に理由が書かれていない欠席について面接官から質問をされることもあります。

これは、人物像を見るというよりも、合格後に問題なく大学に通学できるのか、という部分を見られています。

このように、欠席は多かったが今もこれからも大丈夫、という点をよく理解してもらうことが必要です。

欠席日数にとらわれすぎない

遅刻や欠席日数が多いとどうしても心配になりますが、面接対策でこの点だけを心配しすぎないようにすることも大切です。

先述のとおり、欠席日数は要素のひとつでありそれが全てではありません。

日頃の取り組み、定期テストの結果、評定、資格試験や検定試験など評価される点は多数ありますし、自身がアピールしたい点がもっとあるはずです。

遅刻や欠席日数の釈明だけにとらわれると合格は遠くなります。

面接対策は綿密に行い、自分をアピールできる体制を万全にしておく必要があります。

また、資格や活動実績を重視した選抜方式や、小論文や筆記試験の点数が高い選抜方式を選択するという手段もあります。

京都精華大学のように

総合型選抜の合否判定には調査書は関係ありません。
京都精華大学 総合型選抜1期 よくある質問より引用

と調査書が合否に影響しない大学の受験を検討するのもいいでしょう。

総合型選抜に向けて取り組むこと

学年ごとに、総合型選抜までに取り組むべきことは下記のとおりです。

1年生

志望校が決まっていれば、その大学のアドミッションポリシーを確認します。

自己分析を行い、長所や短所は何か、将来どのような道に進みたいか、などを認識し、不足している経験などがあれば受験までに解消するよう進めていきましょう。

具体的には、課外活動やボランティアに参加して経験を積むことになりますが、これらは必要なものに絞って参加するようにしましょう。

課題提出や定期テストといった評定平均を左右するものをしっかりとこなすためにも、あれもこれもと手を出さないことが大切です。

研究したいことなどがあれば、1年生のうちから始めることによって時間に余裕を持って取り組むことも可能です。

2年生

課外活動やボランティア、学力などで評定平均を上げていくのは1年生と変わらず進めていきます。

2年生では、部活動や生徒会などでリーダーシップを発揮できると効果的です。

3年生になるとあっという間に出願になりますので、活動報告書に書けることを増やしていきましょう。

1年生から続けている活動に引き続き参加するなど、一貫して続けていることがあればそれも強みになります。

また、検定や資格も、受験機会を逃さず十分に対策して取得していきましょう。

2年生はやるべきことが多い時期です。

多方面に注力するあまりテストの点を落としてしまった、とならないよう注意が必要です。

3年生

1年生、2年生で積み上げてきた実績や経験を志望理由書や活動報告書に落とし込んでいきますが、ここは何度も添削してもらうことが必要です。

受け身にならず、自ら担当の先生や塾の専門講師などに添削を依頼し、納得のいく提出書類を作り上げていきましょう。

面接や小論文の対策も同様です。

過去に自分の志望校を受験した人にも話を聞き、不安を残さずに対策して総合型選抜に挑めるようにしておくことが重要です。

総合型選抜の対策はアプロットで

総合型選抜は、志望理由書や活動報告書といった提出書類や面接など、対策するポイントが多岐に渡ります。

遅刻や欠席日数だけでなく、不安な点もアプロットのプロ講師がしっかりとマンツーマンで徹底サポートします。

総合型選抜のことなら是非アプロットにご相談ください。

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