兵庫医科大学対策コース
兵庫医科大学の前期試験において合格を目指すコースになります。
各単元の出題傾向は以下の通りです。
兵庫医科大学の英語
- 大問数:5
- 制限時間:90分
- 解答型式:選択式・記述式
- 頻出問題:和訳・英作文
整序英作文・記述式英作文・和訳説明問題・長文中の語句補充が特徴で、英文のレベルは高い。
制限時間に対して問題数が多い。
前半に知識問題が比較的多く、後半は記述式の問題が多く置かれている。
全体的に読解問題が中心となるので、レベルの高い英文を速く読んで理解しなくてはならないので、普段からかなりトレーニングは必要である。
また知識問題についても問題量が多いので、速く解かなくてはならない。
兵庫医科大学の数学
- 大問数:3
- 制限時間:90分
- 解答型式:記述式
- 頻出問題:全体的に計算問題
前範囲から満遍なく出題される。
大問1は小問集合。
大問2、3は微分積分であったり、確率であったり様々であるが、配点を考えると大問1の小問は完答しておきたい。
1問1問は思考力が要求される計算であっても、標準的、典型的な問題がほとんど。
この小問集合は確実に抑えておきたい。
大問2、3 については標準問題集などで日々トレーニングが必要である。時間を意識して速く解く練習も欠かせない。
兵庫医科大学の物理
- 大問数:5
- 制限時間:100分(2科目で。平均して50分)
- 解答型式:記述式・選択式
- 頻出問題:力学・電磁気・熱力
大問1は小問集合。
残りの4題は全単元から満遍なく出題されるものの、頻出問題は欠かせない。
問題量は標準的で、時間的には少ないか、ちょうどいいくらいである。
大問中の小問については、順番に流れがあるので、はじめに間違えると全体的に大量に失点する恐れがあるので、計算ミスなどは要注意である。
標準から応用問題まで幅広くトレーニングをしておくと良い。
兵庫医科大学の化学
- 大問数:3
- 制限時間:100分(2科目で。平均して50分)
- 解答型式:記述式
- 頻出問題:理論・無機・有機・高分子化合物
理論、無機、高分子化合物が混ざった複合問題や有機のやや難しめの問題が出題されやすい。
複合問題は全般的には典型的な問題ではある。
1つ1つは見慣れた問題でも、複合問題になると解けなくなることもあるので、各単元の横のつながりを意識しながら、日々問題集答でトレーニングをすれば良い。
有機の問題は難しいだけでなく思考力も要求されるので、ハイレベルの問題集などで慣れておくと良い。
兵庫医科大学の生物
- 大問数:7
- 制限時間:100分(2科目で。平均して50分)
- 解答型式:選択・穴埋め・計算・論述
- 頻出問題:遺伝・遺伝情報・発生・進化・系統
全分野から満遍なく出題される。
問題のレベルとしては図表の細かな知識や考察力を要する問題が出題されていることから、難しいと言える。
問題数が多い上に難しい問題も多いので難しい。
計算も複雑であり、論述問題も40字~200字といった幅広く出題されている。
兵庫医大は特徴のある入試問題なので、学校や予備校のペースに合わせていたのでは、普通は間に合わず、早い時期から受験用の対策を立てておかなければ、厳しいものになる。
兵庫医科大学の面接
- 解答型式:個人面接
- 制限時間:10分
- 面接官:2名
過去に出題されたテーマ
- 「志望理由(大学・医師)」
- 「長所と短所」
- 「調査書について」
- 「併願校について」
- 「出身高校・地元の紹介」
- 「去年の受験校・浪人生活について」
- 「苦手科目とその克服法」
- 「最近気になるニュース」
- 「なぜ医師なのか、看護師でも良いのではないか」
- 「AIは医師の仕事を奪うと思うか」
- 「卒業後は残るか、地元に帰るか」
- 「論文の不正にいついてどう思うか」
など
兵庫医科大学の小論文
- テーマ:「現代日本の貧困の原因と対策」
- 制限時間:60分
- 段階評価:50字~300字(数題出題);50点