神戸女学院中学の合格を目指す生徒とその親御さん向けに、神戸女学院の試験傾向や試験対策をもとに、どのような生徒が合格するかをお伝えします。
神戸女学院は国語が重要
一般的に、中学受験で重点的に対策が必要といわれている科目は算数です。
しかし、神戸女学院の場合は国語の対策が最も重要です。
50文字程度の記述問題があるため、要約する練習、早く解く練習が必要です。
また、小学生にとっては難しい文章が出題される傾向があります。
普段から難しい文章に触れて馴染み、しっかりと読解できる力を身に付けておくことが重要です。
そのうえで、段落ごとに要点を押さえる、ポイントを掴む、といった訓練にステップアップしていきましょう。
算数・理科は満遍なく学習を
神戸女学院の算数の入試問題についてはこれといった学校特有の特徴はありませんが、図形問題が多く出題されます。
特に、相似・面積は必ず正解できるようにしておきましょう。
また、受験者はしっかり点数を取っていきますので、ケアレスミスは合否に大きく関わります。
単元学習は満遍なくしたうえで、確実に正答できるようにしておきましょう。
理科も大きな特徴はありませんが、てこについてはしっかり特訓しておく必要があります。
天体と植物も、基本的な部分を問われることが多いため、確実に正答して点数にできるように押さえておきましょう。
社会はスピードが重要
社会は70問出題されるため、迅速な解答が要求されます。
70問のうち、半分は歴史です。
用語だけでなく写真や資料を見ることにより出題内容を瞬時に理解するためにも、写真や資料は積極的に普段の学習に取り入れましょう。
医大を目指す生徒と同等の対策を
個別指導のアプロットに通う神戸女学院合格を目指している生徒は、同時に医学部を目指していることが多いです。
国語の難しい文章を読み解いて要約する、社会の多数の問題を瞬時に思い出して迅速に解答するなど、確実な正答だけでなく解答スピードに優れた生徒が合格しやすいです。
中学受験のうちから医学部受験を見据えているライバルと競うことになりますので、少しの取りこぼしでも大きな痛手となり得ます。
算数や理科についても、すべてを満遍なく完璧にしておくのは難しいと感じるかもしれませんが、自然と身に付けていけるように日頃から着実に対策を積み重ねていきましょう。