神戸女学院中学合格

親子共々初めての中学受験を終えほっとしております。ご指導いただきました先生方に本当に感謝しております。参考になるかはわかりませんが、我々親子の受験記を寄稿いたします。

娘は小学校3年生の頃から地域で有名な進学塾に通い、神戸女学院を第一志望に日々勉強をしておりました。小学校6年生の春にクラスが落ち、娘から「もう受験を辞めたい」と弱音の言葉がでてしまい、集中して勉強に取り組むことが困難になっていました。そんなときたまたま個別塾のチラシを目にし、娘と一緒に個別相談会に参加することにしました。相談会のときに、担任の先生から「この問題とこの問題をミスしなければ上のクラスに戻れるよ」と声をかけていただいたのをきっかけに、娘のやる気が復活し、個別塾にお世話になることになりました。親としましては、点数よりも「なぜ点を落としたのか」「落ち着いたら解ける問題だったのか」等の確認を娘と一緒に低学年の頃から習慣にできていたらとの反省があります。

個別塾の先生には神戸女学院対策を視野にした成績アッププログラムを組んでいただきました。算数では神戸女学院中学で頻出される比を扱う速さ・正六角形に対応できるよう過去問対策を中心に重点的に指導していただきました。神戸女学院中の算数は単元に偏りがある事から数・速さ・図形を中心に難問を先生に解説していただく授業が中心でした。授業の内容を家庭でも復習できるように、先生はプリントに条件整理を丁寧に記してくださりました。理科に関しては、娘が苦手とする「てこばね滑車」の問題を多数用意していただき、苦手意識がなくなるまで徹底的に指導していただきました。分からなくなると途中で集中力が切れ、ミスも多くなる娘に対し、本人の気が曲がらないような形で優しく指導してくださった先生には本当に感謝しております。親子で問題を解いていると、どうしてもケンカになってしまう事が多く、このあたりは先生にお任せすることで親子喧嘩がなくなり助かりました。

成績が伸び悩んでいるということは、必ず原因がありますので、それを取り除くサポートをするのが親の役割かと考えています。個別塾に入塾して娘の苦手・不安を取り除けたことが中学受験成功のポイントだったと思います。みなさまのご多幸を心よりお祈りしております。